先を行く流経大柏の仲間の存在も刺激に。U-17高校選抜の快足左SB都築駿太が大学生相手に特長発揮
ゲキサカ / 2022年2月20日 7時13分
[2.19 練習試合 U-17日本高校選抜 4-6 拓殖大]
目標の年代別日本代表、プロ入りに繋げる――。U-17日本高校選抜のDF都築駿太(流通経済大柏高2年=浦和レッズジュニアユース出身)は合宿3日目を終え、「実際代表とか高校選抜は初めてで。最初緊張したんですけれども、周りレベルが高くて、自分のやりたいプレーというのが結構出せてやりやすいというのがあります」という。高校2年生の才能たちの中で、特長のスピードを随所で発揮。拓殖大戦では左SBとして先発し、2本目には久々となるボランチでプレーした。
1本目は、「サイドの突破を自分は武器にしている」と説明する縦突破で勝ち越しゴールの起点となった。左サイドから思い切りよく縦に仕掛けてDFを剥がし、MF篠田翼(昌平高2年)とのコンビで局面を攻略。篠田の折り返しからMF高橋隆大(静岡学園高2年)が勝ち越し点を決めた。
「どんどんチャレンジしようと。しっかりとアピールしたい。まだ代表に行ったことがないので、代表とかにも目をつけてもらって、高卒プロという自分の将来の夢に繋げていきたい」と語る都築は前日の駒澤大戦を含め、左サイドでの安定した攻守、そして抜群のスピードを活かした攻撃参加でアピール。一瞬の加速で相手の前に潜り込み、振り切る形でチャンスに結びつけている。
この日の2本目は、怪我人が出て不足していたボランチとしてプレー。流経大柏でもボランチを務めてきたが、選手権予選は右SB、全国大会では左SBとして出場したため、久しぶりというポジションでの40分間だった。
「個人的には攻守ともにまだまだ足りないなと思っていて、徳永(涼)とか(廣井)蘭人とかそれに比べたら全然ダメだった」と首を振る。開始直後は、SBとは異なる位置から掛けられる相手のプレッシャーにやや苦戦するシーンなどがあった。それでも、すぐに対応し、強度高い守備や前への飛び出しで貢献。能力の高さを改めて証明していた。
今回のU-17日本高校選抜合宿には、GKデューフエマニエル凛太朗(2年)、CB萩原聖也(2年)、そして都築と流経大柏から最多3選手が選出されている。チームは全国制覇を目指した選手権全国大会で初戦敗退。この活動への意気込みは非常に強いものがある。「(特に萩原)聖也は自分と同じでこういうところに選ばれるのが初めて同士なので、そこは一緒に『やってやろう』みたいなのがあります」と微笑んだ。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
インハイ注目SBの一人、米子北DF樋渡蓮音。チームのため、将来のためにも勝ち上がり、評価を勝ち取る
ゲキサカ / 2024年7月20日 8時25分
-
ボランチ復帰のMF谷川勇獅がセカンド回収や決勝点演出で勝利に貢献。反骨心持つ青森山田10番はまず「泥臭くプレーしたい」
ゲキサカ / 2024年7月8日 12時24分
-
「いいプレーだけじゃ終われない」。昌平MF大谷湊斗主将は中盤で違いも、もっと結果にこだわる
ゲキサカ / 2024年6月25日 11時8分
-
後半、「最後の局面でやらせない」を全員で表現。大宮U18が昌平に追いつき、勝ち点1奪取
ゲキサカ / 2024年6月24日 20時49分
-
代表定着、U-17W杯での活躍狙うDF篠崎健人。憧れの市船で成長し、先発としてインハイ切符獲得、U-16日本代表選出も「満足しちゃいけない」
ゲキサカ / 2024年6月20日 18時15分
ランキング
-
1エース不在の体操女子日本代表 4人で決戦の地パリ入り
スポーツ報知 / 2024年7月19日 23時10分
-
2五輪を辞退した宮田笙子について青学大の原晋監督が私見「飲酒、喫煙は残念。ただ、五輪に出られないのは酷。再起のチャンスを」
スポーツ報知 / 2024年7月19日 18時49分
-
3《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
4他の選手の飲酒・喫煙の有無を確認へ パリ五輪出場辞退の宮田笙子は「1度だけ」…日本体操協会、緊急記者会見で説明
スポーツ報知 / 2024年7月19日 15時8分
-
5「たかがタバコで何を騒いでいる」 猪瀬直樹氏、喫煙疑惑「体操女子」19歳・宮田笙子に私見「こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか」
J-CASTニュース / 2024年7月19日 10時54分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)