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U-19日本代表候補が始動初日から練習試合。成長し続けてまずは「アジアのトップに」

ゲキサカ / 2022年2月28日 2時40分

2本目、U-19日本代表候補の中盤で存在感ある動きを見せたMF宇野禅斗(青森山田高→町田)

[2.27 練習試合 U-19日本代表候補 0-3 関東大学選抜 高円宮記念JFA夢フィールド]

 23年のAFC U20アジアカップ、同U-20ワールドカップを目指すU-19日本代表候補が27日、千葉県内でトレーニングキャンプをスタートした。初日は関東大学選抜と練習試合(45分×2本)を実施。2本目の3失点によって0-3で敗れた。U-19代表候補は3月2日まで同地で合宿を行う。

 U-19代表候補は今回が22年の始動合宿。招集された26名中、所属クラブでJリーグ公式戦のメンバー入りした選手などを除く21名が練習試合に出場した。4-5-1システムを組んだU-19代表候補のGKは春名竜聖(C大阪U-18)で、4バックは右SB西久保駿介(千葉)、CBは追加招集の土屋巧(柏)と坂本稀吏也(山形)、左SB松田隼風(水戸)。中盤はキャプテンの吉田温紀(名古屋)がアンカーの位置に入り、その前方に安部大晴(長崎U-18)と木戸柊摩(大阪体育大)の2シャドー。右SH永長鷹虎(川崎F)、左SH山崎太新(横浜FCユース)、1トップは小林俊瑛(大津高)が務めた。

 試合開始前、冨樫剛一監督から攻守でゲームに係ること、そして日本代表チームのエンブレムを付けている以上、「絶対に勝たないといけない」というメッセージを受けて、“プロ予備軍”の関東大学選抜に挑戦。だが、合宿初日で初招集の選手やU-18世代の選手もいる中、思い通りにいかないことの多いゲームとなった。

 1本目、MF浅倉廉(拓殖大2年=静岡学園高)ら関東大学選抜にボールを握られる時間の続く展開。それでも13分、木戸の対角のパスを右サイドで受けた西久保が中央へ折り返す。ここに走り込んだ山崎が右足を振り抜く。さらに15分には、敵陣での奪い返しから西久保が右足シュート。攻撃から守備への切り替え速く、良い形でボールを奪った際にはチャンスに結びつけていた。

 関東大学選抜にゴール前のシーンも作られていたが、カバーに入った松田のクリアや土屋の渾身のタックルで阻止。また28分には相手のシュートをゴール前でブロックするなど決定打を打たせない。33分には西久保をCBチェイス・アンリ(尚志高)へチェンジ。土屋を右SBへ移行した。

 DFラインでアンリや坂本を交えて左右へ幅広くボールを動かすU-19代表候補は徐々に吉田や安部、木戸の中央を活用する形も増やして前進。松田が鋭い左足クロスをゴール前に入れる。スペースを狙った山崎や永長、小林が幾度か崩しに絡むも、十分にはその回数を増やせず、関東大学選抜の堅守を攻略することができない。それでも、吉田や春名中心に我慢強く守って、0-0で1本目を折り返した。

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