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決め手は「好きな選手」の存在や…。高2でC大阪内定のMF大迫塁は目標へ向け、神村や高校選抜で結果と成長

ゲキサカ / 2022年3月4日 20時48分

高2の2月にセレッソ大阪内定。MF大迫塁(神村学園高2年)はまず、日本高校選抜で結果を残す

「第37回静岡県ヤングサッカーフェスティバル」(3月6日、草薙)と「第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会」(3月9日~13日、Jヴィレッジ)に出場する日本高校選抜が4日、静岡県内で合宿をスタートした。

 日本高校選抜は2月12日の「NEXT GENERATION MATCH」で川崎F U-18に0-1で敗戦。その悔しさを持つ選手たちは、ヤングサッカーフェスティバルで対戦する静岡ユース選抜、そしてデンソーカップチャレンジで大学生の選抜チームに連勝して活動を終える意気込みだ。

 4日の練習は、卒業式準備などの影響で23名中17名が参加。パス&コントロールや4対4プラス3フリーマン、3対2での攻守、守備に重きを置いた6対7のメニューに汗を流した。注目は、2月17日に23年シーズンからのセレッソ大阪加入内定が発表されたMF大迫塁(神村学園高2年)だ。これまで高校選抜では主にトップ下を務めていたが、この日は本職のボランチで守備のポジショニングやアプローチの上手さ、そして攻撃面では1タッチパスの質などを発揮していた。

 絶品の左足と相手の急所を見逃さない目を持つ大迫は、神村学園中時代から年代別日本代表の中心選手として活躍。神村学園高では1年時からエースナンバーの「14」を背負い、昨年はインターハイで3得点、またプリンスリーグ九州では10得点14アシストという圧倒的な活躍を見せている。そして、今年は年上中心の日本高校選抜にも選出。J1の複数クラブが関心を寄せる中、高校2年生の2月で進路を決めたのには理由がある。

「早めに決めて、もし機会があればルヴァンやJリーグに出たい気持ちがあるし、(主将を務める)神村学園に集中したかったので早めに決めました」。

 C大阪には昨夏のインターハイ後に練習参加。「(まさに)大阪!という、好きな雰囲気でした」。それでいて、練習に入ると各選手が意識高く、気持ちの込もったプレーをしていたことが心に残ったという。そして、決断の決め手となったのは、大迫が「好きな選手」と語るプレーヤーをはじめ、C大阪が輩出してきた攻撃タレントたちの存在だ。

「自分が好きな選手がいたのと、(MF香川真司やFW柿谷曜一朗、MF乾貴士、FW南野拓実ら)攻撃的なタレントを歴代でも輩出してきたチームなので、もっとそこのところに磨きをかけて海外に行きたいという気持ちがあって、セレッソに決めました。(好きな選手は)清武(弘嗣)選手です。代表でもずっとプレーしていて、攻撃のスルーパスのところやゲームを作るところもできて、結果も残せるところが凄い。(以前から)ゲームを作るのが凄く上手な選手だなと思っていました」

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