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驚異の左足に潜むスペシャリティ。千葉U-18DF南波将人が待たれる自信と能力の“化学反応”

ゲキサカ / 2022年3月8日 20時11分

ジェフユナイテッド千葉U-18DF南波将人は左足に自信あり

 たった1回のプレーで、見る者を魅了してしまう選手がいる。そのケースは千差万別ではあるが、刹那に見えた輝きが継続的に発揮され始めた時、気付けばもう戦うステージを駆け上がっていることは往々にして起こることだ。

「自分はメンタルがあまりないのが欠点で……。でも、少しずつ試合に出ていくにつれて、自信が出てきた感じはあります」。

 今はまだ間違いなく蕾の段階。ただ、ジェフユナイテッド千葉U-18(千葉)の左サイドで経験を重ねつつあるDF南波将人(2年=三郷ジュニアユースFC出身)の自信と能力が最大限にマッチすれば、輝き続ける選手になる可能性は決して低くない。

 2022プーマカップ群馬2日目。前橋育英高(群馬)との大会ラストマッチ。ベンチスタートだった28番は、左ウイングの位置で後半からピッチへ登場すると、「もともとサイドバックをやらせてもらっているんですけど、アーリークロスが持ち味だと思うので、そういう面での左足には自信があります」と語る左足で、チームのチャンスをクリエイトしていく。

 1-1で迎えた後半9分。アグレッシブな姿勢が結果を引き寄せる。「1対1だったら仕掛けるというところに今シーズンは自分で目標を設定していて、スペースが前にあったのは自分でも見えていたので、裏を一発で取れたことが大きかったと思います」。

 カウンターからシンプルな縦突破を図ると、マーカーを鮮やかに剥がして独走。前方を走るFWアジズブライアン瑛汰(2年)へ丁寧なラストパスを通し、逆転ゴールを演出してみせる。「自分は縦突破に強みがあると思うので、そこは意識してできたと思いますし、ブライアンへのアシストも、パスを入れる前にコースが見えていたので、ああいうゴールに繋がったと思います」。冷静なアシスト。チームメイトに笑顔が広がる。

 終了間際には、アシスト以上に才気を感じるプレーが飛び出す。ペナルティエリアのやや外で獲得したFK。スポットに立った南波は、直接ゴールを狙う雰囲気の助走から一転、左サイドへ絶妙のパスを送り込む。受けたMF合田謙信(2年)のシュートはクロスバーを叩いたものの、“アシスト未遂”となった左足のキックには、シンプルかつ最高のメッセージと、ワンプレーで周囲を黙らせてしまうような狂気が潜んでいた。

絶妙のトリックFKで“アシスト未遂”

 中学時代は三郷ジュニアユースFCでプレー。埼玉県内の強豪からも声が掛かっていたが、「やっぱりJクラブというところで、自分もプロを目指しているので、1回練習に参加させていただいて、そこでジェフに行く決断をしました」とのこと。Jクラブへと身を投じる決断を下した。

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