1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

両監督の采配的中も、軍配はC大阪に…初先発DF山中が2点演出、途中出場MF上門がJ1初得点! 開幕4戦目で初勝利掴む

ゲキサカ / 2022年3月12日 16時18分

2点を演出したDF山中亮輔

[3.12 J1第4節 清水 1-3 C大阪 アイスタ]

 J1リーグは12日、各地で第4節を行った。清水エスパルスのホームで行われたセレッソ大阪との一戦は、C大阪が3ー1で勝利し、今季リーグ戦初勝利を掴んだ。清水は今季初の連敗となっている。

 清水は前節の横浜F・マリノス戦(●0-2)で点差以上の完敗を喫すると、平岡宏章監督は先発を3人変更。2試合ぶりの勝利を目指し、センターバックにDF井林章、両サイドハーフにMF山原怜音とMF高橋大悟を起用した。井林は今季初先発、高橋はJ1初先発となった。

 対するC大阪は、今季3試合を戦い未だに勝利なし。初白星を目指し、小菊昭雄監督は前節のFC東京戦(●0-1)からスタメンを変更。DF山中亮輔、MF為田大貴、FW山田寛人の今季リーグ戦初先発の3人を起用し、敵地に乗り込んだ。

 C大阪は試合序盤、セットプレーで立て続けに清水ゴールを脅かす。前半7分、左サイド高い位置でフリーキックを得ると、MF原川力が右足で鋭いボールを蹴り込んだ。誰かが触ればといったボール。しかし、ファーサイドに走り込んだ山田には、わずかに届かなかった。さらに、同10分には、左サイドのコーナーキックを再び原川が蹴り込むと、ファーサイドのDF鳥海晃司が高い打点のヘディング弾。だが、ボールはゴールを逸れるように左に流れていった。

 その後、互いに攻め手を欠く展開となると、中盤での攻防が目立つ。それでも、ホームで負けられない清水がサイドからの打開を図ると、前半26分にDF原輝綺がFW鈴木唯人とのコンビネーションで右サイドを抜け出し、ペナルティーエリア内に侵入。ルックアップしてゴール前にクロスを送ろうとしたが、ここは対応に戻ったC大阪の山中がスライディングで防ぎ、難を逃れた。

 さらに攻め立てる清水は、前半32分に相手陣地でボールを奪うと、FW神谷優太がドリブルで落ち着かせ、最終ラインのDF鈴木義宜に預ける。神谷はピッチ中央にスペースを見つけ、鈴木に縦パスを要求すると、フリックで鈴木へ。鈴木が相手に囲まれ、ボールが密集地帯から抜けると、そのルーズボールに神谷が素早く反応し、最後は自ら左足を振り抜いた。しかし、ここはC大阪GKキム・ジンヒョンが立ちはだかった。

 1点が遠い両チーム。それでもC大阪が前半のうちにスコアを動かした。前半45分、左サイドでボールを受けた山中が一瞬のスピードで清水の高橋を置き去りにすると、低弾道の正確なクロス。ニアサイドに入ってきた山田が頭で逸らしたシュートは、GK権田修一の手をかすめてゴールに吸い込まれていった。なお、公式記録では山田の対応に入った鈴木が最後に触ったとして、オウンゴールとなっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください