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[TOKINOSUMIKA CHALLENGE]覚醒した選手も。昨年からの成長示すU-16日本代表候補が6-3で帝京長岡に逆転勝ち!

ゲキサカ / 2022年3月12日 23時8分

「後半から山本が中盤を落ち着かせてくれたし、(磯崎)麻玖はゴールに向かう部分に課題があったが、今日は覚醒したところを見せてくれた」と指揮官を喜ばせるプレーぶりだった。また帝京長岡が主力メンバーをベンチに下げたこともあって後半はほぼU-16代表がペースを握る展開になっていく。

 21分にはその山本が、CKのこぼれ球を拾った流れからスーパーゴールを突き刺して逆転に成功すると、38分にはスローインで相手にできた隙を見逃さなかったDF松本遥翔(鹿島アントラーズユース)のクロスからMF石山青空(アルビレックス新潟U-18)が頭で決めて追加点。最後は40分にFWワッド・モハメッド・サディキ(柏レイソルU-15)が反転から強引に振り抜く見事なシュートを沈めて6点目。結果としては、6-3での快勝となった。

 視察に訪れた反町康治技術委員長は「昨年からの成長を感じるプレーぶりで、素晴らしい試合を観られた」と満足げに語った上で、「素晴らしい試合になったのは相手が素晴らしかったから。帝京長岡さんは技術の高さに加えて攻守の切り替えも素早い。非常に良い相手だった」と胸を貸してくれた帝京長岡のプレーにも賛辞を贈った。

 大会はこの一戦をもって終了となったが、「素晴らしいチームが真剣に僕らと戦ってくれて本当にありがたかった」と森山監督が語ったように、選手たちにとっては得難い経験となる1週間となった。チームはこれでいったん解散となるが、「新シーズンになって伸びてくる選手が必ずいるはず」と目を光らせる指揮官はさらなる戦力発掘を図りつつ、来年のU-17ワールドカップを目指しての活動を継続していくこととなる。

※12日、日本サッカー協会は新型コロナウイルスの陽性反応がチーム関係者2名から出たため、以降の活動を中止すると発表した。合宿期間中の毎日、全選手と関係者へのPCR検査が行われており、11日までは全員が陰性だった。13日に予定されていた試合は中止となり、合宿も打ち切りとなった。

(取材・文 川端暁彦)

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