目指すのはルベン・ディアスのようなCB。帝京長岡DF笠井冠晟は地元・長岡の地に新たな歴史をもたらす
ゲキサカ / 2022年3月14日 20時52分
1年生だった一昨年度は、準々決勝に準決勝と大事な舞台でスタメンに指名されたものの、満を持して挑んだ昨年度は2試合ともに途中からの出場。最後はPK戦での敗退を目の前で味わった。最高学年になった今年こそは、必ず納得のいく結果を選手権で引き寄せてみせる。
「もっと身体を大きくしたいですし、ヘディングは全部勝つぐらいの気持ちで、対人をもっと強化していきたいですし、試合ももっと声を出さないといけないですし、自分がやらないとダメなので、もっと引っ張っていきたいなと。今年は高校最後の1年なので、選手権でベスト4を超えて、日本一になれるように頑張りたいと思います」。
最終ラインにそびえ立つ“越後の壁”。帝京長岡高(新潟)のディフェンス陣を束ねるセンターバック、DF笠井冠晟(2年=ReiZ長岡FC出身)は再び頂点を目指すための戦いに身を投じていく。
「ゴールを守るというところで、1試合目に結構やられたので、2試合目は絶対守ってやろうという感じでした」(笠井)。TOKINOSUMIKA CHALLENGEの2日目。U-16日本代表と対峙し、3-6と大量失点を喫した第1試合を経て、意気込む第2試合で激突するのは三冠王者の青森山田高(青森)。相手にとって不足はない。
だが、前半だけで2ゴールを奪われると、後半に入って1点を返したものの、最後は追加点を許して1-3で敗戦。「後ろから見ていて、全員がボールを止めてから考えていたりしていたので、もっとワンタッチをうまく入れたらいいのかなと思いました。守備面では縦を切って、横にサポートしたり、縦スライドや横スライドを早くできれば、もっとしっかりブロックは作れるかなと感じています」。まだ始動したばかりの時期とはいえ、多くの課題を得る90分間になった。
特にこの日は昨年からディフェンスリーダーを任されていたDF桑原航太(2年)が欠場していたため、笠井も背負う責任をいつも以上に感じていたようだ。「ディフェンスで2年生は自分1人だったので、もっと引っ張っていくというところを意識して、チームを鼓舞していければ良かったですし、もっと身体を張ってチームを勢いづけたり、ゴールを守るところにこだわっていきたいなと思います」。
センターバック。サイドバック。それにボランチ。守備的なポジションであれば、どこでも水準以上でこなせる器用さも持ち合わせているが、本人は以前から主戦場にしてきた定位置がしっくり来るようだ。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
約半年間の離脱から、待望の先発復帰戦で光る動き。注目右SB野田裕人主将は静学を変え、毎熊、濃野に近づく
ゲキサカ / 2024年7月2日 15時59分
-
楽しみにしていた地元での“凱旋試合”も経験。帝京長岡MF柳田夢輝は10番にふさわしい結果を求め続ける
ゲキサカ / 2024年7月2日 12時25分
-
ルヴァンカップのベンチ入りで膨らんださらなる向上心。神戸U-18FW岡奨瑛は得意のドリブルで自らの未来を切り拓く
ゲキサカ / 2024年7月2日 12時15分
-
チームと共に後半戦へ弾みつけたい東京Vの山見大登「名古屋戦でゴールとともに結果を残したい」
超ワールドサッカー / 2024年6月21日 19時0分
-
絶対王者・青森山田相手の惜敗で感じた「小さいところの差」。八戸学院野辺地西は大きな“のびしろ”を信じてリベンジを誓う
ゲキサカ / 2024年6月6日 12時45分
ランキング
-
1「スポーツ史上最も賢い契約だ」 1130億円使っても…大谷翔平がチームにもたらす“対価”
Full-Count / 2024年7月2日 9時18分
-
2日体大アーチェリー部の女子部員6人、無期限の活動停止…20歳未満交え飲酒
読売新聞 / 2024年7月2日 19時34分
-
3大谷翔平が達成した史上3人目の歴史的偉業「驚きだ」 “一刀流”で到達した「100-25-15」
Full-Count / 2024年7月2日 8時43分
-
4【球宴ファン投票】“日本ハムジャック”!DH以外9部門独占 最多得票の万波「ホームラン&MVP獲る」
スポニチアネックス / 2024年7月2日 16時1分
-
5佐々木朗希は「ちょっと残念」元ロッテ監督苦言 どこを見てやっているのか「ひとりだけ蚊帳の外は困る」
J-CASTニュース / 2024年7月2日 12時39分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)