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掴み始めた飛躍への“タイミング”。指揮官も成長を認める名古屋U-18DF長田涼平、絶賛成長中

ゲキサカ / 2022年3月15日 21時8分

名古屋グランパスU-18の成長株、DF長田涼平

 サッカー選手には、きっと逃してはいけない“タイミング”というものがある。素晴らしい環境と、素晴らしい仲間に囲まれた中で、地道に積み上げてきた1年間を経て挑む2022年は、きっとその時。必ず飛躍の年にしてみせる。

「今年の1年は『自分がチームを勝たせる存在になる』というのが大きな目標で、自分がそういう存在になれれば、プレミアでも勝利は付いてくると思いますし、チームで目標にしている『プレミアファイナルで勝つ』というところにも近付くので、そこを目指してこれから努力していきたいと思います」。

 コーチングスタッフ陣も期待を寄せる注目株。名古屋グランパスU-18(愛知)の最終ラインに台頭してきた16歳。DF長田涼平(1年=刈谷JY出身)、絶賛成長中。

 2日間のスケジュールが組まれた2022プーマカップ群馬。その初日の帝京高(東京)戦で、サイドバックとして起用された長田は明確な“結果”を残してみせる。「ボランチの選手が2列目から飛び出した時に、自分はサイドをオーバーラップするか、内側を取るかで迷って、その時にボランチの選手が外に運んだので、自分は中でクロスに合わせるように走り込んで、フォワードの選手が前で潰れてくれたので、ゴールを決めることができました」。

 実はこれがU-18に加入してから、Aチームでの対外試合では初めてのゴールだったという。「嬉しかったですけど、中学校の時から後ろの選手をやっていたので、得点を決める機会がなくて、喜び方があまりよくわからなかったです(笑)。でも、自信になりましたね。コーチからも『攻撃の時は出ていけ』と言われていたので、そこで特徴のスピードを出せたので良かったです」。そう話しながら、浮かべた笑顔が初々しい。

 今回の遠征でも、サイドバックとセンターバックを務めている。「サイドバックの時は裏への抜け出しだったり、1対1でスピードを生かして突破することを考えていますし、センターバックの時は自分で持ち運んでフォワードの選手に当てたり、サイドバックに高い位置を取らせて、有利な状況を作るというのが得意なプレーです」。どちらのポジションでも攻撃への意識が滲む言葉に、アグレッシブなプレースタイルが透けて見える。

 1年生だった昨シーズンは、多くの頼りになる先輩から刺激をもらっていた。「攻撃だったらヒデくん(甲田英將)がいて、守備だったらハルキくん(吉田温紀)もいて、各ポジションに見習うべき選手がいっぱいいたことで、自分にとっても大きな成長の時間になりましたし、人間的にも玄くん(加藤玄)やハヤトくん(真鍋隼虎)はチームを引っ張っていて、そういうところも自分にとってプラスになりました」。

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