クルークスが1G1Aの大活躍! 福岡が敵地で逃げ切り今季初白星、G大阪は終盤猛攻で2点返すもOGが痛手に

　対する福岡は後半7分、右サイドでボールを受けたクルークスが左足でクロス。山岸がピンポイントで頭で合わせたが、強烈なシュートはG大阪の石川のスーパーセーブに遭い、決めきることができなかった。

　それでも、今季初勝利への思いは強い。福岡が追加点を挙げた。後半13分、右サイドクルークスのクロスを田中がヘディング弾。シュートはポストをかすめてゴールに吸い込まれていった。敵地でリードを広げた福岡は、同17分にフアンマを下げてFWルキアンを投入。さらに攻勢を強める。

　ホームで負けられないG大阪。後半19分に石毛とMF齊藤未月に替えてMF福田湧矢とFWレアンドロ・ペレイラをピッチに送り込み、まずは1点を狙いに行く。なおもゴールが遠いG大阪は、後半27分に小野瀬を下げて、MF山本悠樹を投入。山本に攻撃の構築を託す。

　福岡もだんだんと攻撃の勢いがなくなってくると、選手交代。山岸とクルークスが下がり、FW城後寿とMF金森健志が途中出場した。G大阪も後半35分に奥野に替えてMFチュ・セジョンを投入。しかし、同36分に柳澤のクリアミスがオウンゴールとなり、3点を追う苦しい展開に。

　それでもホームで意地を見せたG大阪。後半37分にペナルティーエリア内左でルーズボールを拾った福田がカットインから右足で鮮やかなシュートを決めて、1点を返した。

　福岡は後半39分にこの試合1ゴールの田中を下げて、DF熊本雄太を入れて逃げ切りを図る。それでも、G大阪は諦めない。後半アディショナルタイム1分、右サイドのチュ・セジョンのクロスにL・ペレイラが頭で合わせて1点差に詰め寄った。しかし、試合はその後スコアは動かず、3-2で福岡が逃げきり、今季初白星を手にしている。
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