憧れていたタイガージャージでプレミア得点王へ。前橋育英MF小池直矢は先輩やライバルを超えるための1年に挑む
ゲキサカ / 2022年4月8日 20時15分
「星稜と選手権の決勝をやった代を見て、『凄いな』と思ったのがキッカケだったんですけど、その代で一番好きだったのが坂元達裕選手で、ドリブルがメチャメチャ上手くて、坂元さんがやっていたフェイントも真似してみたりしていました(笑)」。タイプは少し異なるものの、ドリブラーの“先輩”を意識しながら、日々のトレーニングに励んできた。
さらに身近な“先輩”が、小池にとっては大きな指針になっている。「自分は本職が左サイドなんですけど、笠柳翼さんがいたので、去年は右サイドをやっていました。翼さんはまずボールを失わないですし、ボールを持つ前の駆け引きも、パスをもらうタイミングも、相手を剥がす動きも上手いので、ずっと参考にしていました」。だが、もちろん指をくわえて見ていただけではない。
「翼さんを見ていて、凄く学べるところがあったし、『これは自分もやった方がいいな』というところが多かったので、それを今年に生かしたいなと思います。今でも結構連絡をくれるので、『絶対に超えてやる』って翼さんとも話しているんですけど(笑)、選手権の結果でも、個人としても絶対超えたいです」。その成長の先に待っているのは、チームで掲げた大きな目標の達成だ。
「去年青森山田が獲ったからには負けていられないので、三冠を目指してやっていきたいと思っていますし、練習の中からプレミアのようなスピード感でやりたい気持ちがあるので、そこは仲間と共通意識を持って、チームとも共有して頑張っていきたいと考えています」。
目指すべき先輩たちや、負けたくないライバルたちから受ける刺激も自分の力に変え、上州のタイガー軍団をさらに一段階高いレベルまで引き上げるため、小池はとにかくチームと自分自身の結果を求めて、ピッチを駆け続けていく。
(取材・文 土屋雅史)
▼関連リンク
●高円宮杯プレミアリーグ2022特集
-
-
- 1
- 2
-
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
鹿島学園DF文平千陽「凄い勉強になったし、成長できた大会」。全国大会での勝利、将来のプロを目指す強力右SBが地元で強敵相手に実力発揮
ゲキサカ / 2024年7月16日 23時25分
-
帝京が「神栖ワールドユースフットボール」初代王者に!プレミア勢連破でインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月16日 10時55分
-
前橋育英が「第1回神栖ワールドユースフットボール」でマドリード選抜に3-0快勝。3バック挑戦、新戦力のDF鈴木陽らも奮闘
ゲキサカ / 2024年7月14日 20時37分
-
逆境の中で人間として、プレーヤーとして成長し、特別な1勝。青森山田DF小沼蒼珠主将は「誰よりも努力する」を継続してインハイへ
ゲキサカ / 2024年7月9日 2時24分
-
「いいプレーだけじゃ終われない」。昌平MF大谷湊斗主将は中盤で違いも、もっと結果にこだわる
ゲキサカ / 2024年6月25日 11時8分
ランキング
-
1体操・宮田笙子問題に露メディア「厳格ルール」と仰天 蘭の〝前科者〟選手と対比も
東スポWEB / 2024年7月22日 21時0分
-
2篠原信一が「銀」に泣いたシドニー五輪「世紀の誤審」から24年 柔道界の鉄人が指摘する「国際試合ならでは」の事情
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
3《性的暴行で逮捕》佐野海舟容疑者、オンラインサロン上に“新規メッセージ”でファンが騒然「僕はひたすら待ち続けます」
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
4巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 6時12分
-
5トロント地元紙 菊池雄星はトレード濃厚と報道「来週以降もブルージェイズで投球する可能性はゼロに近い」
スポニチアネックス / 2024年7月23日 10時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)