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尚志から世界へ。CBチェイス・アンリはコーチ陣、教職員にも感謝

ゲキサカ / 2022年4月8日 21時26分

 仲村監督は、時間があればアンリの参加する年代別日本代表候補合宿を視察。「(世界で活躍することを目指すアンリに)協力してあげるのが僕の役目だと思って、できなかったことをこうじゃないかと話すことができたのが良かった」。反省点の共有と改善を繰り返し、その後の成長に繋げた。

 年代別日本代表常連となったアンリは、その経験を尚志に還元。ピッチ内で誰より厳しい要求をし、ピッチ外でも人一倍身体のケアに時間を費やしてチームの見本となった。父・レジナルドさんから「謙虚に、一番良い自分を目指してチームとコーチを尊敬して下さい」と助言されているアンリは、有名になっても謙虚な姿勢を変えずに学びを継続。チームの模範となり、同級生や後輩たちはその姿勢をピッチ内外で学び、それぞれの成長に繋げた。

 最終学年で目標の全国制覇を達成することはできなかったが、県新人戦、インターハイ予選、選手権予選、プリンスリーグ東北の4冠達成。その背中で後輩の目線を高めたアンリは今後も、尚志のために活躍する意気込みだ。

「(ドイツは)展開も速いので、頭を使わないといけない。プレッシングとか大事になる。
ビルドアップするチームが多いので能力を上げないといけないと思いました」。欧州で通用する体作りについても課題に挙げているアンリは、これからドイツや年上のU-21日本代表で挑戦。その現状を「尚志の1年生の時と同じ」と分析する。高校時代同様、自分が下だということを自覚し、学びと挑戦を継続。課題を一つクリアし続け、特長をさらに伸ばして飛躍を果たす。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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