FC東京内定MF荒井悠汰が2発!FC LAVIDA出身11人が先発の昌平、注目対決を3-0快勝!
ゲキサカ / 2022年4月9日 20時4分
さらに15分、昌平は右サイドで後ろ向きにボールを処理した帝京DFから荒井がインターセプト。「あとはゴールしか見えていなかったです」という10番が、ドリブルから得意の左足を振り抜く。強引に打ち切ったシュートはDFに当たってコースが変わり、そのままゴールイン。連続ゴールで昌平がリードを2点へ広げた。
落ち着いて反撃する帝京は19分、左CKがファーへ流れたところを齊藤が頭で狙うも、昌平DFがブロック。帝京は直後にも伊藤がカットインから右足を振り抜いたが、これも昌平DFがブロックする。
帝京は2点を失った後、ボール奪取力の高さを見せていた押川やパス成功率が非常に高い入江、伊藤、松本が小さなスペースを活用しながらテンポ良くパスを繋いで前進。攻守に距離感の良さを見せていたが、昌平は違いを示す荒井が28分、32分と絶妙なスルーパスで決定機を演出する。篠田の推進力ある動きや、抜群のスピードを持つ武村の攻撃参加も印象的だった。
前半は2-0で終了。津久井はLAVIDA出身選手11人が先発したことについて、「LAVIDAで仕込まれたプレスの仕方とかみんな一緒なので良い掛け方でボールを取れるところもあったのでやりやすい部分がありました」と振り返る。LAVIDAと昌平で個性を磨かれた選手たちがチームとしても連動。1年生右SB上原がボール奪取力を披露するなど下級生も堂々の動きを見せていた。好守から決定機を増やした昌平は後半立ち上がりにも右クロスに鄭が飛び込むが、追加点を奪えず、流れを帝京に掴まれてしまう。
帝京は後半8分、中盤から持ち上がった押川の弾丸ミドルがクロスバーをヒット。昌平の中盤が間延びしたこともあり、帝京がボールを握って攻め続ける。強さと巧さが特長の齊藤や後半に攻撃参加の回数を増やした入江、押川中心に反撃。両SHを前野翔平(3年)、山下凜(3年)へ入れ替えて追撃ゴールを目指し、並木がインターセプトからドリブルシュートへ持ち込むシーンもあった。
昌平は後半11分に左SB三戸翔太(3年)を投入し、33分にはU-17日本代表FW小田晄平(2年)とMF土谷飛雅(2年)をピッチへ送り出す。その直後には、GK上林のパントキックから小田がゴールマウス直撃の右足シュート。帝京もMF藤崎巧士(3年)とFW{{横山夢樹}(2年)を投入し、日比威監督も評価する動きを見せていたCB梅木が連続のパス交換からシュートへ持ち込む。
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