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FC東京内定MF荒井悠汰が2発!FC LAVIDA出身11人が先発の昌平、注目対決を3-0快勝!

ゲキサカ / 2022年4月9日 20時4分

 だが、日比監督は「全体的に、もうちょっとやるべきことを整理しなければいけない」と指摘。齊藤の背後への抜け出しを昌平の津久井や石川に対応されていたほか、攻撃が同サイドでやや単調になっていた部分もあった。期待のMF{{土本瑶留}(2年)が欠場した影響もあったかもしれない。逆に我慢の展開を両CB中心に凌いだ昌平は、再びエースが輝く。

 43分、土谷がスペースへ落とす斜めのパス。これに反応した荒井が左足へ持ち替える。帝京DFがシュートコースを消そうとしたが、荒井は鮮やかな左足シュートを左隅へ突き刺し、勝負の行方を決定づけた。

 昌平はこの後、FW伊藤風河(3年)とU-15日本代表候補の中学3年生MF山口豪太を投入。山口がファーストプレーのドリブル突破で相手DFにイエローカードを与え、才能の一端を示した。昌平は2年連続選手権8強から昨年はインターハイ、選手権ともに埼玉県予選敗退。藤島監督は「複数得点取らないと勝てないと身に染みて分かっている」と語っていたが、昨年の悔しさをバネに、複数得点と無失点を目指した昌平が目標通りの3-0で白星発進した。

 この日、昌平はLAVIDA出身の11名が先発。中学3年生の山口含めて交代出場の5人中4人もLAVIDAで力を付けてきた選手だ。荒井が「若い選手がどんどん来るので意識しちゃいます。もっと頑張らないと」と語るように、昨年度の高円宮杯全国2位のLAVIDAから次々と好選手が昌平に加わってきている。それだけでなく、外部出身も好選手。この日は交代出場の三戸が攻守に質の高い動きを見せていたが、他にもアメージングアカデミー(山梨)出身の新1年生MF大谷湊斗ら外部出身の楽しみな選手がいる。

 LAVIDA出身の選手とタイプの異なる外部生が個を磨き合い、より強いチームへ。この日はドリブラーたちが存在感を見せたが、パスで破っていくことも、ショートカウンターや組み合わせによっては前線の強さを打ち出した戦いもできる陣容だ。津久井は「試合前から後ろゼロの前3を目標にしていたので達成できて良かったです。去年辛い思いをしているので、もうやらないように、プレミア昇格、選手権インターハイしっかり良い結果を残せるようにしていきたい」と宣言。意思疎通のできているLAVIDA出身プレーヤーたちを中心に、どんなにマークされても常に複数得点できるチームになって、目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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