清水桜が丘が富士市立に1-0で今季初白星。地力ある“ハニカミ軍団”は自信つける試合に
ゲキサカ / 2022年4月16日 22時17分
富士市立は前半36分、安田に代えてFW松田絢斗(3年)を投入。39分、清水桜が丘は左でキープした松井を村松が追い越してクロスを上げ、ファーの西山が狙う。だが、富士市立の土屋が決定機を阻止する。
清水桜が丘は直後に右CKのクリアを西山がPA外側から右足で突き刺し、喜びを爆発させるが、ゴール前の攻防でオフサイドがあってノーゴールの判定に。だが、チームは引きずらずに切り替え、片瀬晴城監督も「取り消されたあとが良かった」と認める内容で前半を終える。
富士市立は後半、山藤と松田の2トップへ移行。清水桜が丘・石川のアーリークロスでピンチを作られるシーンなどがあったものの、攻守が噛み合う形で連動した仕掛けと奪い返しを続ける。12分には内木のスルーパスで山藤が右中間を抜け出し、右足シュート。直後には右CKから松田がヘディングシュートを放った。
富士市立の攻勢が続いていたが、清水桜が丘はヘディングの強さを見せ続けた町田と的確な跳ね返しを見せる鈴木を中心に、球際の強度と切り替えの速さを継続して凌ぐ。そして、松井を起点とした攻撃で押し返すと20分、右クロスのこぼれを村松が正確なファーストタッチ。そして、相手GKの位置をよく見てから右足を振り抜くと、ボールはGK頭上を越えてゴールへ吸い込まれた。
この後は清水桜が丘の運動量が落ちたこともあって、再び富士市立のペース。22分には松田の素晴らしいポストプレーから渡邉が右足を振り抜く。31分には富士市立がFW内藤星汰(3年)、清水桜が丘がMF田中大智(3年)を同じタイミングでピッチへ送り出す。その直後、富士市立にビッグチャンス。山藤のラストパスで内藤が抜け出すが、清水桜が丘GK高田が距離を詰めてシュートをストップする。
富士市立は森や渡邉の“遊び”と周囲の動きが連動し、左サイドを個で攻略する山藤がクロス、ラストパスへ持ち込む。清水桜が丘はボールの失い方が悪く、連続攻撃を受けていたものの、GK高田が安定したキャッチングを継続。終盤の押し込まれた時間帯でも片瀬監督が「素直だから。こうやって(実直に)やってくれれば良い」と評した鈴木が1本1本着実にクリアしていく。そして、終盤に投入されたMF小笹凜(3年)、MF岸裟久馬(2年)も含めて大きな隙を見せなかった。
富士市立は杉山監督が「もっと嫌らしくというか、自分たちのペースに相手を引き込むような緩急つけれるように。どうしてもスピード上がってしまったりしている」と指摘したように、力んでミスが出てしまうなど、“普段通り”を欠いた部分もあって無得点。勝ち点3を獲得することはできなかった。
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