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好勝負は後半45+1分の決勝点で決着!FW熊田直紀ハットのFC東京U-18が前橋育英に4-3で撃ち勝つ!

ゲキサカ / 2022年4月17日 20時55分

 また、失わない力と視野の広さ、守備でも存在感放つ徳永が「自分たちが(ボールを)持てるのは分かっていたので、そこは自分たちの強みだし、自信を持ってプレーできているところかなと思っています。人数を掛けられていても、テンポでも崩せるし、逆にも行けるサッカーは自分たちやっていて充実しているところがある」と語ったように、攻撃面でもボールを保持し、テンポの速いパスワークで相手のプレスを攻略するなど強豪と渡り合う。杉山の絶妙な縦パスを起点とした攻撃から、突破口になっていた大久保のクロスが上げたほか、井上のくさびのパスから小池がターンして左足シュートを打ち込むシーンもあった。

 だが、FC東京は1チャンスを得点に結びつける。33分、岡崎の右クロスをPAの田口が後方へ落とす。これを熊田が左足ダイレクトで撃ち抜いて1-1。だが、前橋育英は高足がゴール前での限られたスペース、時間の中でシュートを打ち切って見せるなどFC東京ゴールを脅かす。

 そして45分、前橋育英は山田が中央で粘ってキープ。高足の左足シュートはDFにブロックされたが、こぼれ球に反応した高足が左中間から右足シュートをねじ込み、2-1で前半を折り返した。

 だが、後半立ち上がり、FC東京は前橋育英のプレスが緩んだ隙を逃さない。6分、松本のグラウンダークロスがファーに届き、熊田が左足ダイレクトでゴールを破る。前橋育英は怯まずに攻め返すが、FC東京は9分に今野がPA右外でFKを獲得。キッカーの伊藤が左足を振り抜くと、ボールはニア上へ突き刺さった。

 熊田は今年のFC東京U-18について、「一番目指しているのは繋ぐこともできるし、どんな相手にも対応できるチームになることを全体の目標にしています。身長がデカイので、セットプレーなどで点を狙って、ショートカウンターなどでも獲れるチームにしていきたいです」と説明する。完全に崩し切れなくても、ゴールやチャンスに結びつける攻撃力を発揮。守備では前橋育英に仕掛けられるシーンが増えていたものの、東と土肥中心にゴールから遠ざけることを徹底することで相手との差を生み出した。

 前橋育英は3失点目直後に磯村陽軌(3年)を右SBへ投入し、井上を右SHへ押し出す。その前橋育英は、SB山内や徳永がPAまで飛び出すなど厚みのある攻撃。シュートやラストパスまで持ち込んでいた。一方、リードするFC東京はチーム内で「ちょっとずつ、ちょっとずつ」と声が飛ぶなど、慌てずに小さく刻みながら前進しようとする。

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