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[MOM3812]桐生一MF岩崎隼星(3年)_プレミアの舞台でAチームのスタメンデビュー。効いているボランチが踏み出した『陰の中心』への第一歩

ゲキサカ / 2022年4月25日 21時23分

 試合に入ると、決して派手なプレーをするわけではないが、ボールを受けて捌き、相手の狙っているスペースを先回りして埋めれば、ここぞというシーンでは激しいコンタクトも厭わず、丁寧なプレーを重ねていく。結果はスコアレスドローだったが、勝ち点1を獲得したチームの中で、確かな収穫と課題を得た。

「自分としては相手のカウンターの時にカバーに入る場面だったり、1対1の対応ができたなという印象はあります。でも、やっぱりボールを収める力だったり、もっと相手を見てプレーすることで、その中で一番良い選択を常にしていく部分はまだまだ足りないですね。まだまだ守備も甘いですし、セカンドの回収も足りないので、全体的にステップアップできるように頑張りたいです」。

 この試合がプレミアデビューだったにも関わらず、口にした感想が興味深い。「本当にあっという間でした。先輩たちがここまで持ってきてくれて、僕らはやらせてもらっている立場なので、とてもありがたい舞台だなと思いますし、成長できる良い機会でもあるので、最終的には楽しもうという気持ちでプレーしていました」。この男、なかなかの強心臓だ。

 ここからの目標を問うと、力強い答えが返ってくる。「苦しい時でも全員で声を掛け合って、本当に勝ち切れるチームに、全体で勝ちに行けるチームになっていきたいです。個人としては別に目立たなくてもいいので、しっかり陰で支えられるような選手になりたいです。落ち着かせられる部分は落ち着かせて、ボールを回す部分は回せるような、そういう“陰の中心”みたいな選手になっていきたいなと思います」。

 市立船橋戦はあくまでもスタートライン。『陰の中心』への第一歩を逞しく踏み出した岩崎の成長が、このグループのさらなる成長もきっと加速させていく。

(取材・文 土屋雅史)
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