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初のJ1“新国立”開催! ノーゴール脱したFC東京がアダ&レア競演でG大阪撃破

ゲキサカ / 2022年4月29日 21時2分

先制点のFWアダイウトン(右)と国立凱旋のMF松木玖生

[4.29 J1第10節 FC東京 2-0 G大阪 国立]

 J1リーグは29日、第10節を行い、FC東京がガンバ大阪と新国立競技場で対戦した。東京五輪による改築後初めてとなった国立でのリーグ戦。ホームのFC東京が2-0で勝利し、4試合ぶりの白星を収めた。

 あいにくの大雨の中で行われた“新国立”初のJ1リーグ戦。ホームゲームのFC東京は積極的なPRでコロナ禍でJリーグ最多となる43,525人の観衆を集め、チームカラーの花火やスポットライトで聖地での一戦を大きく盛り上げた。またFC東京にとっては昨年1月のルヴァン杯決勝(○2-1)以来の国立。前回タイトルを獲得した地に1年3か月ぶりに帰ってきた。

 そんなFC東京は直近のリーグ戦3試合無得点中。リーグ最少タイ5失点の堅守で3試合ともドローに持ち込んだが、攻撃陣の奮起に期待がかかった。この日は前節の名古屋戦(△0-0)から先発1人を入れ替え、負傷のDF森重真人に代わってDFエンリケ・トレヴィザンを起用。今年1月の全国高校選手権決勝で国立のピッチを経験したMF松木玖生も先発に名を連ねた。

 対するG大阪は前節の湘南戦(●0-1)から先発5人を一気に入れ替え、18歳のFW坂本一彩がJ1リーグ戦初先発。DF藤春廣輝も今季初めて先発し、DF柳澤亘、MF齊藤未月、FWレアンドロ・ペレイラも新たに入った。片野坂知宏監督は大分を指揮してた昨年12月の天皇杯決勝で国立を経験。14位からの浮上のきっかけを掴むべく、試合に入った。

 最初のチャンスはG大阪。前半3分、FW山見大登のFKがゴール右に外れた。対するFC東京は同6分、松木のボール奪取からFWディエゴ・オリヴェイラがつなぎ、FW永井謙佑が右足を振り抜いたがこれも大きく枠外。同8分、カウンターから左サイドをFWアダイウトンが抜け出し、エリア内でサポートしたMF安部柊斗が右足で狙うも、精度を欠いてゴール右上に外れた。その後もシュートがことごとく大きく外れ、雨の影響が色濃く見られた。

 FC東京はボールを握るも、なかなか決定機をつくれない時間が続く。前半24分、中盤でボールを受けた松木が鋭いカットインで相手のファウルを誘うも、DF小川諒也のFKは壁に当たって枠を外れた。防戦一方のG大阪は同35分、サイドに広く振った攻撃から左を攻め込み、藤春からのパスを受けた山見が右足シュート。だが、これはわずかに左に外れ、絶好の得点機を逃した。

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