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2トップ躍動の清水ユースが大津に4発快勝。こだわって初の無失点勝利

ゲキサカ / 2022年5月1日 21時3分

前半40分、この日2得点目を挙げた清水エスパルスユースFW成澤夢行がアシストのFW斉藤柚樹とゴールを喜ぶ

[5.1 高円宮杯プレミアリーグWEST第5節 清水ユース 4-0 大津高 アイスタ]

 清水ユースがこだわって、初の無失点勝利! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 WESTは1日に第5節2日目を行い、清水エスパルスユース(静岡)が大津高(熊本)に4-0で快勝。戦績を2勝1分2敗の五分としている。

 4点リードの試合終盤、清水ユースは1点差かと思うような鬼気迫る戦い。相手のセットプレーには全員で声を掛け合って対応し、味方の好守を称え合う。幾度かボールがゴール前にこぼれるシーンもあったが、身体を投げ出してストップ。そのまま無失点で終えると喜びを爆発させていた。

 今季から指揮を執る“ミスターエスパルス”澤登正朗監督は、「とにかく失点ゼロに抑えたのが(練習試合も含めて)初めてなんですよ。勝ちも嬉しいけれど、失点ゼロに抑えたことが嬉しい」。履正社高戦では3-0から追いつかれて5-4で終えるなど、これまで安定感を欠く部分があったが、守備の役割を最後までやり切って勝ったこの試合は、今後へ向けた自信にもなりそうだ。

 ホームの清水ユースは4-4-2システム。GKが北村風月(2年)で4バックは右SB渡邊啓佳(3年)、CB後藤啓太(3年)、CB和田晃生(3年)、左SBがU-17代表の石川晴大(3年)。中盤は太田成美(2年)とU-16代表候補の矢田龍之介(1年)のダブルボランチで右SHがU-17代表の安藤阿雄依(3年)、左SH星戸成(2年)、2トップは成澤夢行(3年)と斉藤柚樹(3年)がコンビを組んだ。

 清水ユースは司令塔のMF山田理矩(3年)が長期離脱中。大津もCB野田翔升(3年)が負傷離脱し、U-17日本代表のボランチMF碇明日麻(2年)をCB起用していた。4-4-2システムの大津は、GKが西星哉(3年)で4バックは右SB坂本翼(3年)、CBは五嶋夏生(1年)と碇、左SB田辺幸久(2年)。中盤は坂本龍之介(3年)と嶋本悠大(1年)のダブルボランチで右SHがU-17日本高校選抜の田原瑠衣(3年)、左SHが中馬颯太(3年)、2トップにU-19日本代表候補の小林俊瑛主将(3年)と山川柊(3年)が構えた。

 前半、清水ユースが強雨も味方につけてリードを奪う。3分、清水ユースは安藤が右クロスを上げると、大津GKがファンブル。大津の選手たちがこれを処理しようとしたが、清水ユースの成澤がそれを許さず、最後は矢田のシュートのこぼれを成澤が泥臭くゴールへ押し込んだ。

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