[球蹴男児 U-16]走り切った九州国際大付が2戦7発で開幕2連勝!長崎総科大附は個の力示すも黒星発進
ゲキサカ / 2022年5月6日 17時29分
[5.4 球蹴男児 U-16D1第2節 長崎総合科学大附高 1-3 九州国際大付高 大津町運動公園球技場]
4日、九州地域のU-16年代において、長期にわたるリーグ戦を通して選手の育成および指導者のレベルアップを図る「2022 球蹴男児 U-16 リーグ」Division1で長崎総合科学大附高(長崎)と九州国際大付高(福岡)が対戦。九国大付が3-1で勝ち、開幕2連勝を飾った。
前日の開幕戦で鹿児島城西高に4-3で逆転勝ちしている九国大付は前半1分、左スローインで俊足MF{垰田煌太}}がグラウンダークロス。ファーへ流れたボールをMF三好響輝が1タッチで押し込み、幸先よく先制点を奪った。
対して、この試合が初戦の長崎総科大附はトップチームでのプレー経験を持つFW坂本錠が序盤から抜群の存在感。この日、1人でシュート11本を放った177cmストライカーは切り返しなどを交えたドリブルでDFを剥がし、シュートまで持ち込んで行く。
また、左のMF新留虎介と右のMF斉藤巧志の両翼が突破力を発揮する長崎総科大附は、元主将で現宮崎のDF田中純平を兄に持つCB田中泰平が決定的な左足シュートを放つなど押し込んだ。
そして25分、左サイドへ抜け出した坂本が2つの切り返しでDFを抜き去り左足一閃。同点ゴールを奪う。だが、九国大付は32分、交代出場の快足MF平田豊輝が右サイドをドリブル突破。そして、マイナスの折り返しをFW濱田俊大が右足ダイレクトで決めて再び勝ち越した。
長崎総科大付は36分、FW松下昊稀の右クロスを坂本がDFと競りながら合わせるが左ポストをヒット。長崎総科大附は後半にも左SB小手川蓮の縦パスなどから坂本がビッグチャンスを迎えるが、決め切ることができない。
一方の九国大付はFW安高羅央が前線でタフに走り回り、中盤では「相手が結構前から来るので1タッチで散らしたりして上手く運べました」と語るMF栗栖悠斗が存在感ある動き。「攻撃もそうなんですけれども献身性、カバーリングを見て欲しいです」という言葉通りにハードワークを続け、攻撃時にはスペースへの抜け出しや突破力も見せていた。
その九国大付は後半23分、左SB岩井南都が巧みにDFを外してスルーパス。中盤から飛び出したMF赤金翔の手前でカットされたが、こぼれ球を拾った濱田が一気に左中間へ抜け出し、右足シュートをゴールへ流し込んだ。瞬間的なアイディアと技術力を発揮していた10番の2ゴールで3-1となった。
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