[プレミアリーグEAST]プレミア初昇格の前橋育英は青森山田との打ち合いを3-2で制し、堂々のリーグ3連勝を達成!
ゲキサカ / 2022年5月7日 22時5分
勢いで圧倒された中で先制を許した青森山田だったが、もちろんやられたままでいるようなチームではない。21分は左サイドで獲得したスローイン。DF多久島良紀(3年)、MF奈良岡健心(3年)の欠場を受け、“3番手”として登場したDF渡邊来依(3年)のロングスローから、ニアに潜った190センチのDF小泉佳絃(2年)が高い打点で競り勝ったヘディングは、ファーサイドのゴールネットへ吸い込まれる。「もうそればっかり練習していたんですけど、それでもやられちゃうんだからね」と山田監督も悔しげに呟いた同点弾。1-1。スコアは振り出しに引き戻された。
それでも、前橋育英のパワーは落ちず。26分に高足、29分に小池が相次いで枠内シュートを打ちこむと、勝ち越し点は42分。右CB齋藤駿(3年)のサイドチェンジから、大久保が落としたボールを山内はダイレクトで前へ。高足のリターンを受けた山内が左サイドをえぐって中央へ流し込んだクロスに、またも山田が完璧なフィニッシュでゴールネットを揺らしてみせる。前節までノーゴールだった“伏兵”のドッピエッタ。2-1。前橋育英が再び1点のアドバンテージを得て、最初の45分間は終了した。
ハーフタイムを挟んでも、ゲームリズムは変わらない。後半4分。相手GKのミスキックを完璧なトラップで前に落とした高足は、そのまま独走すると、右スミへ蹴り込むような体勢から、冷静に左スミへグサリ。10番の独壇場にスタンドからも巻き起こる大きな拍手。3-1。前橋育英のリードは2点に広がった。
2連敗中というチーム状況の中で、このゲームも苦境に立たされた青森山田。「何で勝負できるか、どう戦うかというところで、やっぱりセカンドボールとかリスタートとか、カウンターのところとか、それぐらいしかポイントはないと思う」と黒田剛監督も口にする中で、唐突にでもその強みは発揮。16分にMF小栁一斗(3年)が蹴り込んだ左FKに、DF三橋春希(3年)がフリーで合わせたヘディングは枠の左へ逸れたものの、この“1本”で逆に集中力は研ぎ澄まされる
21分。右サイドで獲得したスローイン。ここも渡邊がフルパワーで投げ込んだ軌道をニアで小泉がフリックすると、再び飛び込んだ三橋が今度はしっかりと頭で捉え、ボールをゴールネットへ送り届ける。「対策はしていた中で失点してしまったというのは残念ですけど、あそこで決め切るところはさすがだなと思いました」と徳永も脱帽の一点突破。3-2。青森山田も懸命に食い下がる。
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