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[プレミアリーグEAST]「学びのサイクル」を進める大宮U18は桐生一に競り勝ち、5試合ぶりの白星をゲット!

ゲキサカ / 2022年5月9日 12時3分

大宮アルディージャU18は3ゴールを奪って5試合ぶりの勝利!

[5.7 プレミアリーグEAST第6節 桐生一高 1-3 大宮U18 アースケア敷島サッカー・ラグビー場]

 ただでさえ勝てていない試合が続いていただけに、『またか……』という想いがよぎったことは間違いない。リードを追い付かれて、悔しい引き分けを味わった前節のデジャブのような展開に、一度は下を向きかけたが、この日のオレンジ軍団は、折れなかった。

「前回と違って、追い付かれてから崩れないで突き放すことができたので、そこは評価できますし、良かったかなと思います」(大宮U18・小澤晴樹)「今日も追い付かれたところで、前回みたいに同じ失敗を繰り返さずに、守備陣が頑張ってくれましたし、失点した後の戦い方が凄く良かったので、勝てたんじゃないかなと思います」(大宮U18・高橋輝)。

『学びのサイクル』が呼び込んだ、5試合ぶりの勝ち点3。7日、高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグEAST第6節、桐生一高(群馬)と大宮アルディージャU18(埼玉)が対峙した一戦は、FW高橋輝(3年)の今季初ゴールで先制した大宮U18が、一時は同点弾を許しながらも、DF市原吏音(2年)とDF作本優真(3年)の連続ゴールで力強く勝ち越し、アウェイで白星をもぎ取っている。

「相手が前から来るというのはわかっていて、それでも繋ごうと思えば繋げたんですけど、そこはプレッシャーにビビって蹴ってしまうことが多かったですね」と大宮U18のキャプテンを務めるDF小澤晴樹(3年)が話したように、立ち上がりは有観客のスタンドの空気感もバックに、桐生一の勢いが勝る。前半6分には右サイドをMF岡村葵(3年)がドリブルで運び、最後はFW松島颯汰(2年)のシュートが枠を越えたものの好トライ。右のMF諏訪晃大(3年)、中央のMF藤島優吹(3年)、左のFW島野大和(3年)と3人が並んだ2列目も積極的にボールを引き出し、チャンスを窺う。

 一方の大宮U18は15分に決定機。市原が右へ送った展開から、ボールを持ったMF石渡巧真(3年)は鋭いドリブルで2人をかわし、そのままフィニッシュまで持ち込むと、桐生一GK清水天斗(3年)が懸命に弾いたボールは右ポストに当たり、詰めたMF種田陽(2年)のシュートは桐生一の右SB小泉郁歩(3年)が身体でブロック。惜しいシーンを作り出すも、以降はなかなかスムーズなアタックを繰り出せない。

 前半の最後には、桐生一にセットプレーから訪れた先制機。45+2分に右サイドで獲得したFK。岡村が丁寧に蹴り込んだキックに、ニアへ飛び込んだ松島のヘディングは枠の右へ。「前半は僕の中で、良いところも多くあったんですけど、ラスト10分ぐらいの弱気な姿勢もあった中で、0-0で戻ってきたので、『こんなラッキーなことはないぞ』と言いました」と桐生一を率いる中村裕幸監督が口にした言葉は、おそらく双方に共通した認識。やや動きの少なかった前半はスコアレスで折り返す。

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