ユース取材ライター陣が推薦するインターハイ予選注目の11傑vol.1
ゲキサカ / 2022年5月19日 19時3分
令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技の各都道府県予選で熱戦が繰り広げられています。ゲキサカでは「インターハイ予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義氏による11名です。
森田氏「インターハイは注目度が高く、プロや大学のスカウトにとってもチェックするには格好の舞台。全国大会だけでなく、予選でのプレーが評価され、進路を切り拓いた選手が数多くいます。今回は多くの人にインパクトを残せるだけのポテンシャルを秘めた11人を選んでみました。いずれもキラリと光る物を持った選手ばかりなので、予選を機に飛躍を遂げてくれるはずです」
以下、森田氏が推薦する11名
GK亀井一起(長崎総合科学大附高3年)
武器は185cmの高身長を活かしたセービング。大柄ながら反応も良く、ビッグセーブでチームのピンチを救う場面が多い。ロングキックの飛距離も十分で、局面を一気にひっくり返し、カウンターの起点としても機能する。
DF山田一景(尚志高3年)
昨年まではチェイス・アンリと安江海ラウルの陰に隠れていたが、今年の主将を務める彼もCBとしての素質は十分。鋭い予測を活かしたボールハントと体格面をカバーする気迫のこもった競り合いでピンチを救う。
DF西川楓人(興國高3年)
タレント揃いのチームで、1年目から出場機会を掴む実力は伊達でない。185cmの高さが目を惹くが、攻撃への貢献度もピカイチ。難しい浮き球を上手くコントロールし、最後尾からの組み立てと対角へのフィードで攻撃のスイッチを入れる。
DF岡未來(神戸弘陵高2年)
身長は179cmでCBとして特別な高さがある訳ではない。だが、「先に予測して準備と判断で勝負している」というクレバーな動きで、地上戦でも空中戦でも相手の攻撃を封じることができる。需要が高い左利きなのも魅力で、将来的には左SBとしても面白そうな選手だ。
MF丸山大輝(京都橘高3年)
50mを6秒ジャストで走るスピードと負けん気の強さが目を惹くアタッカー。高校に入ってから筋肉量の増加と可動域のトレーニングに励んだ事が活き、試合で活躍する場面が増加。1対2の状況でもサイドを破れる選手になりつつある。
MF渡辺祥気(丸岡高2年)
182cmの高身長にテクニックの高さを備えたスケールの大きい司令塔。武器である3列目からの展開力は、練習試合で対戦した県外の強豪監督に「うちに欲しい」と言われる程だ。課題である激しさと運動量が身に付けば、飛躍する可能性は高い。
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