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帝京長岡MF廣井蘭人「いずれ海外に」、フェイエノールト練習参加で刺激

ゲキサカ / 2022年5月20日 14時39分

「すべてのプレーの矢印が、ゴールに向かっている。シュートレンジも全然違って、遠くからすごいシュートを当たり前のように決めていた」

 帰国後のプレーが変わったのは、言うまでもない。19日は、チーム内の実戦練習で2得点。1点目は、ドリブルの途中で放ったような独特の間合いからループ気味のミドルシュート。2点目は、右からのクロスに飛び込み、クロスバーの跳ね返りまで狙ってきっちりとゴールへ押し込んだ。「1点目は出来過ぎでしたけど、2点目のような形はもっと作っていきたいです。パスを出して、ゴールに入っていくというプレーは、何回も再現できるものだと思うので」と手応えを語った。

 未知の世界に触れたことで、プレーだけでなく目標意識も幅が広がった。オランダへ行く前は、国内でプロ選手になるイメージしか持っていなかったが、新しい夢も持つようになった。

「まったく歯が立たないという経験になるんじゃないかと思っていたけど、意外と通用したという感覚もあった。海外に行ってみて、すごく楽しい場所だなと感じたし、いずれ挑戦してみたいと思うようになった」

 大きく膨らんだ夢への道は、目の前からつながっている。帝京長岡は、現在、プリンスリーグ北信越で5勝1分と無敗で首位を走っている。25日に開幕するインターハイの新潟県大会では、県内のライバルから狙われる存在となる。その舞台でさらなる進化の可能性を示すことが直近の目標となる。

「目標は日本一ですけど、足下をすくわれないように、一つひとつの試合を全員で勝ちに行きたい。得点もそうだけど、緊張する場面で、自分のプレーでチームを助けられる選手になりたい。まずは、このチームで結果を残すこと。ここで1年生から試合に出させてもらったから、今回のような機会をもらえたと思っているので、恩返しをしたい」

 ボールへのこだわりと、ゴールへの意識。海外で刺激を得て進化したプレーで、チームに勝利をもたらす存在となる。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2022

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