日本代表キリンチャレンジ杯、キリン杯メンバー発表 森保一監督会見要旨
ゲキサカ / 2022年5月20日 18時5分
——旗手怜央が選ばれなかったことでインサイドハーフの選手が少ないが、鎌田大地、堂安律、久保建英の起用もあるか。
「状況的に練習で見て決めたい。いま挙げられた選手はインサイドハーフでもプレーできる選手だと思っている。また形は一つだけでなく、チームのコンセプトの中、システムを変えながら選手たちの良さも発揮してもらえるようにということもトライしていきたい」
——(反町技術委員長へ)普段は活動の前週に代表メンバーを発表しているが、前倒しした狙いは。
反町技術委員長「メンバーを見ていただいてもわかるように、ヨーロッパのシーズンが終わっている、もしくは終わりに近づいている段階で、われわれは6月2日には100%の状況で試合に向かわないといけないと考えると、その前の準備段階が非常に大事になる。メンバーを早く知ることによって、その準備がより加速して、整いやすくなる。それを踏まえて、少し早いけど発表させていただいた」
——以前、30人前後の招集になると話していたが、28人なので「30人前後に」とも言えるが、この人数に落ち着いた経緯は。
「いま答えも言っていただいた。もちろん招集だけを考えればもっと多くの選手を招集したい思いはある。しかしながら、この活動期間でトレーニング、そして4試合という試合数が限られている中、どういう形で選手を見ていくか、チームとして戦いに臨むことを考えた時、この人数が適切ではないかということでスタッフで議論を重ねて招集メンバーを決めた」
——大迫敬介が谷晃生に代わって入っている。今季の彼のパフォーマンスをどう考えているか。菅原由勢のパフォーマンスについても聞きたい。
「二人とも理由は同じ。GKの大迫に関してはスカウティングを重ねている中、パフォーマンスがいいということで招集させてもらった。谷と代わって入ってきたと言ったが、スカウティングしている段階では一人の入れ替えではない。いろんな選手が力を見せてくれている中、大迫が今回は代表の招集として妥当なのではないかということで選んだ。今後もまたGK、そしてフィールドプレーヤーも含め、こうした競争であったり、序列というところではスカウティングを重ねて選手たちを評価して招集につなげたいと思う。菅原に関しても、まずはパフォーマンスがいいということ。直近の試合は後半終了間際でのプレーになったが、シーズンを通してチームが好調の中、レギュラーのポジションを掴み取って試合に出続けているということを評価して招集した。彼が成長しているところも見せてもらいながらという部分も評価しての招集になっている」
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