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桐生一が歴史的1勝!後半45+3分の決勝点で青森山田下し、プレミア初勝利!

ゲキサカ / 2022年5月22日 19時31分

 16分には、ボールを引き出す動きと個人技で存在感を放っていた小野がスルーパス。右中間を抜け出した松島が右足を振り抜き、17分には小野が敵陣中央を鮮やかに突破して決定機を作り出す。松島のDF背後を狙う動きも効いていた。

 ただし、青森山田は得意のセットプレーを軸とした攻撃で強引に流れを引き寄せる。22分、右CKのクリアに反応した小栁の右足ボレーがクロスバーをヒット。24分には相手のクリアを拾った小栁のクロスから小湊が決定的なヘッドを打ち込んだ。

 だが、桐生一は直後に右サイドへの展開から小泉がクロス。PAまで駆け上がっていた江原がファーサイドでDFと競ると、このプレーがPKと判定された。キッカーの岡村はGKのタイミングをズラして右足シュート。左隅へ決めて先制に成功した。

 青森山田は、競り合いで強さを見せる小湊へのロングボールとクロス、セットプレーを駆使して反撃。CKこぼれから武田の放った右足ボレーがGK正面を突き、36分にはCK後の混戦から渡邊の放ったヘッドがクロスバーを叩く。それでも45分、武田のポストプレーから西脇が左クロス。そして、存在感ある動きを見せていた小栁がファーサイドへ詰めて頭で押し込む。黒田剛監督が課題に挙げていた、SHの得点で同点に追いついた。

 桐生一は後半開始から島野に代えて左SB水井勇貴(3年)を投入し、江原のポジションを一列前に上げる。だが、前半終盤の流れを維持する青森山田は開始直後、右サイドから崩し、小栁の折り返しに飛び込んだ芝田がDFと激しく接触する。前半にPKを得ている桐生一もPK献上を覚悟したというプレーだったが、ノーファウルの判定。青森山田は直後に左サイドから崩して小湊が右足を振り抜くが、桐生一GK清水が反応して得点を許さない。

 青森山田は16分に武田をMF櫻井廉(3年)へスイッチ。直後には小湊の左足シュートが三度クロスバーを叩いた。青森山田はこの日、ボールを奪いかけながらも奪い切れないようなシーンが多発。セカンドボールを回収できず、「(前半終盤はやや逃げてしまっていたが、)後半頭から勇気の部分は見えてきた」(中村監督)という桐生一を飲み込むことができない。

 22分、桐生一は江原をMF乾真人(2年)へ、青森山田は小泉をDF小林康人(3年)へ入れ替える。25分、中盤を抜け出そうとした桐生一MF岡村を青森山田CB三橋がファウルで止めてしまい、2枚目のイエローカード。DFリーダーが退場を強いられてしまう。

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