東福岡の練習から別格の動き。リアル“赤い彗星”MF浦十藏は今夏、「全国の人を驚かせたい」
ゲキサカ / 2022年6月22日 14時16分
令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技の各都道府県予選で熱戦が繰り広げられている。インターハイ優勝3度の名門、東福岡高(福岡)は5月28日が福岡県予選初戦(対誠修高)。福岡制覇、そして日本一を目指してスタートを切る。MF浦十藏(3年=サガン鳥栖U-15出身)は異次元のスピードで相手の守りを攻略する逸材ウイング。J1クラブも注目する浦にピッチ内外で意識、継続してきたことやインターハイへの意気込みについて聞いた(取材日は5月下旬)。
―今日のトレーニングで別格のようなプレーをしていた。コンディションも上がってきたのでは?
「ひざを痛めていたのが良くなってきました。練習にも合流できて、徐々にコンディションも上がってきているかなと思っています」
―インターハイ予選は自身初めてになる。
「去年、自分はライブ配信で見ていて、やっぱり出ていなくても負けたことは凄く悔しかったですし、東福岡にとっても悔しい試合をしてしまって、(県予選)ベスト4で終わってしまった。東福岡はやっぱり優勝しないといけないチームだと思いますし、県予選から個人としての活躍もそうですけれども、チームのために自分が決めたり、決定的な仕事をしたいです」
―浦君がやらなければならないこととは。
「自分は去年から出ていて一番目立たないといけないですし、相手から怖いと思われないといけないですし、どう対策しても止められないと思われる選手にならないといけないと思っているので、県予選から自分の特長のスピードなどを存分に発揮して一つ一つ勝ち上がって圧倒して優勝できるようにしたいです」
―浦君のスピードに慣れているはずのチームメートでも止めれない。トレーニングで自分に求めていることは?
「個人として、自分は1対1を得意としているし、スピードを活かしたプレーを出そうと思っているんですけれども、常にチャレンジするというところを毎日の練習でトライしています。チームとしては質の部分や球際の部分、ハードワークする部分で自分からもっと多くの声を掛けることを意識しています」
―どのくらいから意識が変わった?
「新人戦で優勝したんですけれども、個人としては全然物足りなくて。もっと右サイドから崩して点差をつけられたと思うんですけれども、そこが全然新人戦の時は出せなくて、(3月の)サニックス(カップ)でも一番悔しい思いをしました」
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