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先を見据え、上手く行かないことにも妥協せずトライ。神村学園が鹿児島準決勝を4-0で突破

ゲキサカ / 2022年5月27日 17時47分

後半11分、神村学園高は左SB高橋修斗が右足ミドルを決めて2-0

[5.27 インターハイ鹿児島県予選準決勝 神村学園高 4-0 樟南高 OSAKO YUYA stadium]

 27日、令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技鹿児島県予選準決勝が行われ、5連覇を狙う神村学園高が樟南高に4-0で快勝した。

 神村学園は準々決勝2得点のU-19日本代表候補FW福田師王(3年)がサブに回り、課題も出る試合だったが、後半に内容を好転させて連覇へあと1勝とした。4-4-2システムを組んだ神村学園はGKが広川豪琉(3年)で、右SB有馬康汰(2年)、CB大川翔(3年)、CB鈴木悠仁(1年)、左SB高橋修斗(2年)。ダイヤモンド型の中盤の底に笠置潤(3年)、右SH金城蓮央(1年)、左SH積歩門(3年)、トップ下が日本高校選抜のC大阪内定MF大迫塁主将(3年)、そしてU-16日本代表FW名和田我空(1年)と西丸道人(2年)が2トップに構えた。

 一方、樟南は96年大会以来となる準決勝進出。5-4-1システムのGKが小村竜也(2年)で、5バックの中央が藤田成亜(2年)、ストッパーが山下海斗(3年)と師玉海汰(2年)、右WB前田陸人(3年)、左WB奥薗秀斗(2年)、八木玲音(2年)と藤瑠士(3年)が中盤中央に入り、右SH原田莉空(2年)、左SH細山瑛太(3年)、最前線に富飛鳥(2年)が入った。

 開始直後、樟南は前線の落としを受けた細山が右足シュート。序盤、樟南は簡単には蹴らずにGKから繋いでボールを前進させようとした。だが、神村学園の素早い寄せの前に慌てるシーンが増えてしまう。最前線の富へボールを入れ、そこから攻撃を展開しようとするが、神村学園DF陣に跳ね返され、セカンドボールを拾われて連続攻撃を受ける展開となった。

 今年の神村学園は前線に推進力があり、後方にも配球の良い選手が揃うが、ストロングポイントに頼るよりも課題となっているビルドアップや人数を掛けた崩しにチャレンジ中。だが、この日の前半は個々の動きが少なく、やや相手の守りにハマる形となった。

 樟南はゴール前で藤田が頭から飛び込んでクリアし、師玉もタイミング良くインターセプト。180cmの山下や前田も競り合いで良く食い下がっていた。神村学園は大迫が左足ミドルを狙ったほか、高橋のサイドチェンジから名和田がクロスを上げ、西丸が左足ダイレクトでシュートを打つシーンも。両SBも高い位置で攻撃に係わっていたが、なかなか崩し切ることができなかった。

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