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日本vsパラグアイ 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年6月2日 23時3分

日本代表の森保一監督

[6.2 キリンチャレンジ杯 日本4-1パラグアイ 札幌ド]

 日本代表は2日、札幌ドームでのキリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦し、4-1で勝利した。

以下、試合後の森保一監督会見要旨

「選手が高い目標を持って戦ってくれた。札幌ドームで有観客の中、サポーターに見ていただけて、さらにはメディアを通して見ていただけたと思うが、選手たちの頑張りで元気や勇気を感じてもらえたらうれしい。試合前から話していたが、我々は18年9月6日の北海道胆振東部地震でチリ戦の前に札幌で被災した。そのときに札幌の皆さん、北海道の皆さんに心温かくサポートしていただいて、街の機能が失われる中、安心して過ごすサポートをしていただいた。そんな皆さんに札幌の地で、有観客の中でプレーをして恩返ししたい、元気や勇気を届けたいと思っていた。選手の気持ち、チームの気持ちが伝わるとありがたいと思う。

 試合については、W杯に出場する日本とW杯に出場することができないパラグアイの対戦だったが、パラグアイは南米では強豪だ。我々の選手たちはW杯で結果を残すために個々でアピールする、チームで組織的に戦うために連係連動するという部分で、個のアピールとチームとして戦う姿勢を持って、W杯に向けて成長していこうという姿勢を見せてくれた。選手がしっかり準備して戦ってくれたことを評価したい」

―いろいろ試すことができる試合だった。
「選手にはだれが出ても勝つということ、だれと組んでもチーム力を落とさず戦えることを今日の試合で見せてほしいと、昨日の練習やミーティングで話した。W杯に向けて、選手個々のメンバー入りを目指すアピールの場だと思うが、個々の特徴を出しながらチームとして機能する、勝利を目指して戦い抜く姿勢を見せてくれた。選手個々のチャレンジ、チームとしてのチャレンジをしながら結果に結びつけられたことはよかった。今回招集したメンバーはもちろんだが、招集できなかった選手も含めて、日本の強化のためにW杯に向けて前進していきたい気持ちに選手たちがさせてくれた」

―浅野の評価は。
「まずはFWとして得点を決める、チームの勝利に貢献するという彼の特徴を発揮してくれて、評価したいと思う。得点を挙げるだけでなく、得点シーンは最初に体を張ったところから起点になって、もう一回動き出している。シンプルに背後を狙うのではなく、チームとしてボールを保持しながら攻撃しようという中で、起点になる部分、背後を狙う部分、そして前線からの守備もW杯では不可欠なこと。そういう意味で攻守に絡んでくれたと思う。スピードのある選手のスピードを生かしたいが、簡単にボールを失って守備をしないといけない時間が長くなればなるほど、我々は疲弊する。W杯の対戦相手、実力を考えたとき、速攻ができるときは速攻を仕掛けるが、やみくもではなく、ボールを保持しながら相手の守備を突破していくというところで、選手たちは守から攻へつなぐ部分、ゆっくり攻めながら相手の守備を崩していくところを今日の試合でチャレンジしてくれた。トップの選手でもある浅野が起点になってくれて、前線で役割を果たしてくれた」

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