ラストプレーで追いついた鶴崎工!! 強敵・大分高をPK戦の末退け決勝進出
ゲキサカ / 2022年6月7日 10時16分
延長戦でもお互いが好機を迎えるも決定的な場面は作れずタイムアップ。決勝戦への切符はPK戦の結果に委ねられた。
追いついた者の強みか、鶴崎工GK鳥羽侑真(3年)が大分高の一番手を見事にストップ。流れを一気に引き寄せる。そして優位を保った鶴崎工は5番手のFW萱島飛瑠(3年)が確実に決め決勝進出を決めた。
決してあきらめず最後まで闘志あふれる戦いを見せた選手たちに対し、中津留監督は「相手の強力な攻撃に対しての対応も彼らが自主性を持って方針を打ち出した。決勝戦も集中を切らさずしっかりと戦いたい」と労った。
殊勲の同点弾を決めた後藤は「大分高には新人戦で負けていたので、何としてでも勝ちたかった。ディフェンダーとしての役割を果たすことはもちろんだが、チームのためになれば前線でも体を張りたい」と決勝戦への意欲を語った。
心身ともに充実し、一戦ごとに力をつけた鶴崎工。念願の戴冠まであと一勝だ。
(取材・文 安倍令文)●【特設】高校総体2022
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