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ドリブル軍団・聖和学園が攻撃力の高さ見せ、東北新人準優勝の東北学院に完勝。2大会ぶりの全国へ!:宮城

ゲキサカ / 2022年6月7日 11時39分

聖和学園高が2大会ぶりの全国へ

[6.6 インターハイ宮城県予選決勝 聖和学園高 2-0 東北学院高 めぐみ野A]

 令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体2022」サッカー競技(徳島)宮城県予選決勝が6日、みやぎ生協めぐみ野サッカー場Aで行われ、聖和学園高が東北学院高を2-0で下し、2大会ぶり4回目のインターハイ出場を決めた。

 聖和学園は県予選準決勝ではここ数年のインターハイ予選や選手権予選で何度も苦杯をなめさせられた仙台育英高を相手に2-0で勝利し、決勝へと駒を進めた。東北学院は昨年11月の県新人大会で優勝し、東北高校新人サッカー選手権大会では準優勝。タレント揃いの今年は4大会ぶりのインターハイ出場を狙い、順調な勝ち上がりを見せてきた。攻撃のタレントが豊富な聖和学園が全国へと駒を進めるか、新人大会の勢いそのままに東北学院が宮城を制するのか、注目の一戦となった。

 試合は立ち上がりから聖和学園が押し気味に試合を進めた。MF石澤海陽(3年)とMF近藤良雅(3年)の両サイドハーフが積極的に鋭い縦への突破を見せ、そこに今季のエースナンバー14番を背負うMF藤田晴(3年)や、1トップで背後への抜け出しが得意なFW桃原泰河(3年)が東北学院のゴールに襲いかかる。

 東北学院はキャプテンDF佐藤春樹(3年)とDF大友豪士(3年)が体を張ったディフェンスを見せ、自陣でブロックを作って応戦。GK桑原優治朗(3年)も落ち着いたシュート対応を見せた。聖和学園は相手陣内に攻め入るもなかなかゴールを奪えず、前半終了間際に桃原の放ったシュートは惜しくも左ポストを叩き、前半は0-0で終えた。

 後半も聖和学園ペースは変わらず迎えた22分、聖和学園は藤田がペナルティエリアのすぐ外で倒され、フリーキックのチャンスを得る。キッカーは左サイドバックのDF雫駿介(3年)。準々決勝・仙台城南高戦でもフリーキックを決めている雫は「城南戦はファーに打ちましたが、ニアに打ってGKの逆を突きました」という左足から放たれたフリーキックがゴールネットを揺らし、欲しかった先制点を獲得した。

 その後はなかなかシュートチャンスをつくれなかった東北学院がようやく猛攻を仕掛け、後半28分にはエースFW渡邉幸汰(3年)からパスを受けたMF高橋竜馬(3年)がシュートを放つが、聖和学園GK菅井一那(3年)がファインセーブを見せた。

 6分と長いアディショナルタイムに入り、迎えた後半35+4分、前掛かりになっていた東北学院DF背後に抜け出したのは藤田。藤田はこの日再三左サイドから決定機をつくってきた石澤へパスを送り、石澤が右足を振り抜いてダメ押しゴール。聖和学園が2-0と完勝した。

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