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熊本決勝で5-0。「超越」テーマの大津がインハイで選手権の準V超えへ

ゲキサカ / 2022年6月9日 0時58分

 慶誠も27分、山下のラストパスが大津DFラインの背後を強襲。抜け出した植田がシュートへ持ち込むが、大津GK西が距離を詰めてストップする。この後、大津は西に代えて大宮GK南雄太を父に持つGK南太童(3年)を投入。6点目を奪うことはできなかったが、最終ラインで碇が高さを発揮し続けるなど各選手が守備面でも特長を発揮して、無失点で試合を終えた。

 大津は今年、トップチームがプレミアリーグ、セカンドチームがプリンスリーグ九州、そしてサードチームが県1部リーグを戦っている。この日決勝を戦った慶誠とはサードチームが県1部リーグ戦で戦い、井伊の3発など5-1で快勝。多くの選手が高いレベルを経験し、チームのレベルアップに繋げている。今年はさらなる底上げに成功し、井伊らが台頭。Aチームはプレミアリーグで苦戦が続いていたが、インターハイ予選で自信をつけることができたようだ。

 小林は「プレミアでなかなか勝てなかったり、一人ひとりプレッシャーは感じていたと思うので、この大会で良い形でプレッシャーが取れたら良いと思っていました。一人ひとり元気が出てきたので(プレッシャーは)取れたと思いますね」。選手権準優勝を経験し、選手たちの目線も上がっている。

 全国決勝を目指すチームはこの日、全校応援の中でも動じずにプレー。山城監督は「目指しているものの手前で緊張してどうするんだという目線ではあると思います」という。田原はインターハイへ向けて「チャンスはある。最後は(選手権決勝で戦った青森)山田と決勝でやって全国制覇したい」。リーグ戦、今回の予選も進化に繋げてきた大津が、インハイで昨年度の成績を「超越」する。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

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