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絶対的な“ものさし”を手に入れたタイガー軍団の獲物狩り。前橋育英が桐生一とのプレミア対決を制して全国へ!

ゲキサカ / 2022年6月20日 18時56分

 10番を背負う高足は、このリーグで戦う意義を痛感しているという。「プレミアでダメだったところを、チームとして改善していくこともできますし、良いところをもっと伸ばしていくという面では、プレミアで通用することは全国大会でも通用すると思うので、そういうところはプレミアの良さだと思います。プレミアは繋いでくるチームが多いので、攻守で1つ1つのポジション取りも考えてプレーしないといけないですし、自分もそういうことをメッチャ考えるようになりました。ちょっとだけ賢くなった感じはあります(笑)」。

「やっぱりプレミアは各チームに特徴があって、上手だし、強度もあるし、ライン間でトップ下あたりが狙っているチームとか、サイドチェンジがいいチームとか、やり合いになるんです。それは実際にやらないとわからないですよね」と話したのは山田耕介監督。リーグ戦というフォーマットもあって、お互いにやり合う試合の中で、自分たちのできることとできないこともハッキリと見えてくる。その中で5つの勝ち星を重ね、3位という好位置に付けていることは、間違いなく彼らの大きな自信になっている。

 周囲からの評価も高く、徳島でももちろん上位進出が期待されているが、だからこそキャプテンの徳永はあふれる自信と備えるべき謙虚さを、こう口にする。「今日の試合に勝ったからと言って、ここが目標ではないですし、それは自分だけではなくて、チーム全員が思っていることなので、この勝ちを通過点として、日本一に向かう中で、『このぐらいでいいや』みたいな雰囲気はチームにないですね。自分たちへの手応えがあるからこそ、気の緩みだったり、隙が穴になってくるので、自分たちの自信が過信にならないように、自分が中心になってチームを作っていきたいと思います」。

 掲げている目標は、あくまでも高校年代三冠。まずは1つ目の“通過点”を経験すべく、プレミアのタイガー軍団が夏の日本一という獲物を、虎視眈々と狙っている。



(取材・文 土屋雅史)●【特設】高校総体2022

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