一体感持ち、「日韓戦」でトライし続けたU-18日本代表候補が1-0で韓国大学選抜を撃破!
ゲキサカ / 2022年7月21日 0時34分
[6.22 練習試合U-18日本代表候補 1-0 韓国大学選抜 高円宮記念JFA夢フィールド]
22日、04年生まれ以降の選手たちによって構成されたU-18日本代表候補が韓国大学選抜と練習試合(45分×2本)を行い、1-0で勝った。
今秋、1歳年上のU-19日本代表がAFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選に挑戦。U-18代表候補メンバーにとっては、U-19代表入りへ向けたチャレンジの5日間だった。
その最終日に組まれた「日韓戦」。対戦した韓国大学選抜は25日に全日本大学選抜との「DENSO CUP SOCCER 第19回大学日韓(韓日)定期戦」を控えたチームだ。U-18代表候補は「テクニカル(チーム)が良い映像をつくってくれて」(冨樫剛一監督)日韓戦の歴史、その重みを確認。「最終予選、もしかしたら最後のところで立ちはだかってくるのが彼ら(韓国)だとしたら、きょうのゲームを勝って次へ行くのか、負けて苦手意識を持っていくのか全然違う」(冨樫監督)という一戦で、各選手が走る、戦う部分をはじめ、アグレッシブなプレーを続けて宿敵を上回った。
U-18代表候補は4-4-2システムで試合をスタート。GKが春名竜聖(C大阪U-18)で右SB桒原陸人(G大阪ユース)、CB小澤晴樹(大宮U18)、CB東廉太(FC東京U-18)、左SB都築駿太(流通経済大柏高)、中盤は土肥幹太(FC東京U-18)と徳永涼(前橋育英高)のダブルボランチで右SH荒井悠汰(昌平高)、左SH寺裏剣(静岡学園高)、そして木下慎之輔(C大阪U-18)とゲーム主将の内藤大和(甲府U-18)が2トップを組んだ。
U-18代表候補は開始1分、PA付近で内藤がインターセプト。セカンドボールの競り合いを制した寺裏がカットインから右足を振り抜く。立ち上がりに好守からチャンスを作ったが、試合を通して特に目立っていたのも、この守備など球際で戦う部分。徳永と寺裏の2人で狭い局面へ追い込んで奪い取ったり、荒井が体を張ってボールを奪い返したりするなど、各選手が守備意識高く、ハードワークし続けていた。
U-18代表候補は29分、荒井の左FKを右サイドでの動き光る桒原が折り返し、土肥がフィニッシュ。20分にも荒井のFKから東が頭でゴールを狙う。DFラインや土肥からボールを動かすU-18代表候補は徳永のサイドチェンジも交えて外へ展開。そして、ともに剥がす力を見せる都築と桒原の両SBや、寺裏、荒井の両翼がドリブルでの打開にチャレンジする。だが、攻撃はやや単発となり、クロスのミスが増えるなど、前線に質の良いボールがなかなか入らなかった。
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