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[MOM3931]青森山田DF多久島良紀(3年)_頼れる主将の堂々たる帰還。7か月ぶりのプレミア復帰戦を完封勝利で飾る!

ゲキサカ / 2022年6月27日 7時11分

帰ってきたキャプテン、青森山田高DF多久島良紀

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.26 高円宮杯プレミアリーグEAST第10節 横浜FMユース 0-2 青森山田高 保土ヶ谷]

 みんなが、この時を待っていた。プレミアリーグでは実に7か月ぶりとなる、頼れるキャプテンの復帰。赤い腕章が左腕に映える。

「ここまで凄く長かったですね。今から考えればあっという間でしたけど、その時その時は本当に長く感じて、我慢の時が長かったです。だからこそ、こうやって試合に出られているのも、いろいろな人の支えがあるからだと感じているので、そこは本当に感謝して、ここからも思い切りサッカーを楽しみたいと思います」。

 三冠王者唯一の“2年生レギュラー”だった男の帰還。2022年の青森山田高(青森)でキャプテンを託された精神的支柱。DF多久島良紀(3年=大宮アルディージャU15出身)がプレミア復帰戦で、チームの完封勝利を力強く引き寄せた。

 それは想像以上の重傷だった。右ひざの前十字靭帯断裂。プレミアリーグEAST、高校選手権と掲げた高校年代三冠への挑戦も佳境を迎えつつあった昨年11月に、多久島は無念の戦線離脱を突き付けられる。チームは目標を見事に達成したものの、その歓喜はピッチの外で味わうこととなる。

 新シーズンもリハビリを続ける日々からのスタート。チームの活動停止。思ったような結果の出ないプレミアリーグでの苦闘。「やっぱりチームの苦しい状況が続いていた中で、自分がキャプテンとして何もできないというもどかしさと、悔しさもありましたけど、それもしっかり我慢して、『復帰した時にチームに貢献してやろう』と思ってきました」。焦りがなかったと言ったら嘘になるが、懸命に自分を律し、来たるべき時をひたすら待ち続ける。

「練習に復帰する前にみんなに感謝の気持ちを伝えました」という多久島は、6月中旬に開催された東北高校選手権大会で、久々に公式戦のピッチを踏みしめる。ただ、待ちに待った瞬間だったとはいえ、自身のイメージと実際のパフォーマンスには小さくないギャップを感じていた。そんな中で迎えるプレミア復帰戦。相手はリーグ最多得点を誇る横浜F・マリノスユース。「東北大会も全然良くなかったので、今日も少し不安はありました」と正直な心情を明かす。

 しかし、その不安は、杞憂に終わる。「自分が入って失点してしまったら意味がないので、無失点に凄くこだわっていましたし、シュートチャンスは作られましたけど、最後は気合で何とかゼロに抑えられたのは良かったと思います」と振り返ったように、相手の強力攻撃陣を周囲と連携してシャットアウトすると、攻撃陣も躍動して2-0で快勝。キャプテンのプレミア復帰戦は最高の結果で締め括られる。

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