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マジョルカCEOと新主将が異例の来日イベント!! “初解禁”新ユニは日本企業タイカが胸スポンサー継続「新たな付加価値を」

ゲキサカ / 2022年7月1日 20時4分

アルフォンソ・ディアスCEO、MFダニ・ロドリゲス、鈴木大登社長(左から)

 ラ・リーガのマジョルカが1日、東京都内のスペイン大使館で、来季の新ユニフォームの発表記者会見を行った。チームカラーのレッドにゼブラ柄を模したデザインのユニフォームに身を包んだMFダニ・ロドリゲスは「これを着ると力がみなぎるようで、早く来季が始まらないかとワクワクしている」と意気込みを語った。

 D・ロドリゲスによると、2019-20シーズンと昨季の2年間にわたってマジョルカで共にプレーしたMF久保建英に対しても「日本に来ると言ってはいけないと言われていた」と隠していたほどの極秘来日。それでも空港などでは気づかれたといい、「シャツの紹介で来たと言っても信じてもらえず、どこかのチームに入るんじゃないかという話になった(笑)」と思わぬハプニングにも見舞われていたという。

 そんなD・ロドリゲスは18-19シーズンに加入し、来季が5年目。前主将のGKマヌエル・レイナやMFサルバ・セビージャらベテラン選手が退団したこともあり、新たに主将を任されることになった。「昇格後のシーズンは非常に厳しいというのがある中で、それを維持しないといけないプレッシャーもあったが、いい形で終わることができた」。昨季の残留争いを振り返ったD・ロドリゲスは「来季は期待していただけるシーズンになる。クラブを取り巻く環境全てに夢と期待があると思っている。来季はどんどん成長を続けながら定着するよう、リーグの中で安心して見ていただけるところを目指したい」と決意を語った。

 なおこの日、クラブからはアルフォンソ・ディアスCEOも出席。ピッチ内外のキーパーソンがわざわざ来日し、極東の地でお披露目イベントを開くという珍しい試みが実現した。そのきっかけとなったのは、昨季からユニフォームの胸スポンサーを務める株式会社タイカの存在だった。

 同社はボールペン・シャープペンシルのグリップや電子機器、自動車などに使われている「αGEL(アルファゲル)」を開発・製造する国産メーカー。これまでもサッカーを中心としたスポーツ支援を行っており、国内では他にも清水エスパルスや中央大サッカー部のスポンサーを務めている。

 同社がマジョルカのスポンサーとなったのは昨年8月。ラ・リーガのユニフォームスポンサー規制が変更(賭博につながる企業が排除)された影響もあり、シーズン開幕直後はユニフォームの胸部が空白となっていた中、鈴木大登社長のオファーで「αGEL(アルファゲル)」のロゴがプリントされることになった。

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