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マジョルカCEOと新主将が異例の来日イベント!! “初解禁”新ユニは日本企業タイカが胸スポンサー継続「新たな付加価値を」

ゲキサカ / 2022年7月1日 20時4分

 昨季は久保が所属していたこともあり、日本企業のスポンサードは自然なものとして受け止められていた。「声をかけさせていただいてから8日間で契約が決まった。そのスピード感には当事者であるわれわれも驚いた。実は最初の試合はまだ入金をしていないにもかかわらず、ロゴを掲載していただいていた。われわれとしてもありがたかった」。当時を振り返ってそんなエピソードを明かした鈴木社長も「久保選手が在籍されていたことで非常に露出が増えた。想定外の反響があってありがたかった」と感謝の言葉を述べた。

 ところが、新シーズンは久保のローン移籍終了が既定路線とみられている。実際に、ディアスCEOは久保の去就について「タケは重要な仕事をしてくれた。ピッチ内、ピッチ外、ロッカールームでも頑張ってくれた」としつつも、「常に日本の選手もチェックしている。オプションがあるのかを見ながらやっている」と述べたのみ。今回の契約延長は“日本人選手ありき”のスポンサードではないようだ。

 そうした中、鈴木社長は「新たな付加価値を生むため、これまでやられていなかったことを共にやっていこうとしている」と強調。「社員もこうしたグローバルクラブのスポンサーをさせていただくことで士気が上がっているし、われわれの本業もうまく成長軌道に乗せながら、いろんなところで社会に貢献していきたい」と意気込みを語った。

 またディアスCEOも「日本においてこれからも成長したいと思っているし、その点についてタイカコーポレーションさんにはよく手伝っていただいている。われわれも懸命に頑張ることで恩返ししていきたい」と決意をアピール。同社との連携について「鈴木社長とは同じような視点で物事を見ている。誠実さ、努力の精神、価値観、人とは違うイノベーションの精神を共有している」と良好な関係をのぞかせていた。

 ピッチ内では「1部リーグに定着するチームになるようにしたい」(ディアスCEO)というチャレンジが行われる中、ピッチ外でも日本企業と欧州クラブによる大きな挑戦がスタートする。鈴木社長は「これまでグローバルなスポンサーをやったことがなかったので、昨季は何がスタンダードかがわからなかった。昨季をベースにし、今年は何ができるかというときにマジョルカと相談しながらやっていきたい。日本のチームとスペインのチームの考え方、やり方は違う。国によって違うとも感じている。スペインにはスペイン流のやり方があるので、うまく順応していければと思っている」と前を見据えた。

(取材・文 竹内達也)●海外組ガイド
●ラ・リーガ2021-22特集

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