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56131人熱狂の国立激闘、制したのは横浜F・マリノス!! 清水相手に圧巻5発、元年初勝利と同じ国立でJ1通算500勝達成

ゲキサカ / 2022年7月2日 21時15分

FWレオ・セアラのゴールを祝福する横浜F・マリノスの選手たち

[7.2 J1第19節 清水3-5横浜FM 国立]

 J1リーグは2日、第19節を各地で行い、横浜F・マリノスが清水エスパルスを5-3で破った。FWレオ・セアラのハットトリックなどで大量ゴールを奪った横浜FMはJ1リーグ通算500勝を達成。1993年Jリーグ開幕戦での初勝利から30年目、奇しくも同じ国立競技場で節目の勝利を飾った。

 清水の30周年記念試合として、国立競技場で実現した“オリジナル10”対決。試合前からヘリコプターを使ったちびまる子ちゃんのショーや、華々しい花火で豪華な演出がなされた中、両チーム通じて今季のJリーグ公式戦最多となる56,131人ものサポーターが詰めかけた。

 ホーム扱いの清水はゼ・リカルド監督の就任2試合目。前節のC大阪戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、MF後藤優介に代わってDF原輝綺が起用された。対する横浜FMは試合前時点で2位と勝ち点3差の首位。U-21日本代表のMF藤田譲瑠チマがベンチを外れ、MF渡辺皓太が新たに入った。[スタメン&布陣]

 最初に決定機を迎えたのは清水だった。前半6分、GK権田修一のロングキックをDF片山瑛一が落とし、原が浮き球の縦パスをMF神谷優太に通すと、そのまま左サイドに展開。フリーで前を向いたMF西澤健太がカットインし、右足で力強いミドルシュートを放った。だが、これは力みすぎて大きく右上へ。最初のチャンスを活かすことができなかった。

 すると前半10分、先に試合を動かしたのはアウェーの横浜FMだった。今度は権田のキックを原が収められなかったところに詰め、FWエウベルがボールを奪うと、そこからショートカウンターを開始。縦パスを受けたFWレオ・セアラのスルーパスからFW西村拓真がペナルティエリア左に抜け出し、左足で権田の股下を抜くシュートをねじ込んだ。

 それでも前半14分、清水もすぐさま追いついた。中盤で前を向いた横浜FMのMF岩田智輝に対し、FWチアゴ・サンタナが鋭いプレスバックでボールを奪うと、これを拾ったMF白崎凌兵がすぐさま縦にパス。サンタナはそのまま攻め上がってスルーパスを送り、DF角田涼太朗との駆け引きを制したMF神谷優太がゴール前に切れ込むと、最後は右足で落ち着いて蹴り込んだ。

 その後は一進一退の攻防。両チームとも強度の高いプレッシングを見せ、局面を制したほうが相手ゴール前に辿り着けるという流れが続いた。そうして迎えた前半45+2分、横浜FMは左サイドに開いたエウベルが斜めのパスを前線につけると、中に絞っていたDF永戸勝也が収め、再び斜めのパスでゴール前の西村へ。西村はさらに右を攻め上がった水沼に預けると、シュート性のクロスにレオ・セアラがダイレクトで反応し、美しい崩しで勝ち越しゴールが決まった。

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