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サポの“声出し違反”続く浦和に罰金2000万円の可能性…野々村チェアマンが警告「同じことが起きれば無観客試合、勝ち点剥奪も」

ゲキサカ / 2022年7月5日 22時12分

 野々村チェアマンはこの日の臨時実行委員会について「どのクラブも抱えているサポーターが声を出して、もとの制限をなくして取り戻したいという思いを、どう管理するかはご苦労されているが、ようやくここまできたのだから、みんなでもう一回頑張っていこうよという空気は醸成できたと思っている」と振り返った。

 一方Jリーグでは6月以降、政府の基本方針に従い、声出しエリアの運営検証を実施中。6月10・11日の2試合で「ステップ1」(声出しエリア上限3000人)、今月上旬の6試合で「ステップ2」(同上限7000人)と徐々に緩和し、今月30日以上は声出しエリアの上限人数を撤廃する「ステップ3」に移行する予定となっている。

 野々村チェアマンは「日本政府が取っているコロナ対策、基本的対処方針のなかで、次に獲得したいのは声出しエリア50%、その他は100%(※現在はその他も50%上限)という形。そうなればクラブの経営も楽になる数字なので、そこを獲得したい」と意気込みつつ、声出し応援の全面解禁を待ち望むサポーターに理解を求めた。

「一部のサポーターの中にはやはり日本のコロナ政策と欧米のスポーツシーンの状況に違和感を感じている人たちが、ああしたい、ああいう状況を取り戻したいという思いの(声出しという)表現もあるというのは、僕の想像の中では感じているところ。ただあらためてだが、Jリーグでは基本的対処方針に則った中で少しでも緩和される方向を探していく」

 いまだに声出しが制限されている日本の現状と、すでにコロナ前の日常を取り戻している海外のギャップへの葛藤も語った野々村チェアマン。「基本的対処方針を大幅に変えていただくような働きかけはリーグとして、僕が責任を持ってやっていくという棲み分けはお伝えしたい。僕一人でできるわけではないが、いくつかのエビデンスをもとにサッカー界、スポーツ界、違う業界の人たちも含めて、どうやったら前に進めるかを含めて別の方向でやっていくことはお伝えしておきたい」と述べ、政府にも対応を働きかけていく姿勢を強調した。

(取材・文 竹内達也)
メディアブリーフィングを行った野々村芳和チェアマン
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