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上田綺世は招集対象外…E-1メンバー選考に森保監督「サプライズはないと思う」

ゲキサカ / 2022年7月6日 14時10分

海外移籍が決まったFW上田綺世

 日本代表の森保一監督が6日、報道陣のオンライン取材で7月に行われるEAFF E-1選手権のメンバー選考に言及し、「サプライズはないと思う」と断言した。

 国際Aマッチウィーク期間外のため、国内組だけで臨むことになるE-1選手権。森保監督は「代表としての経験が浅かったり、初招集の選手は出てくるかもしれない」としつつも、「活躍している選手は誰が見ても活躍しているし、点を取っている選手も可視化されている。サプライズと言えるかは分からない」と述べ、すでにJ1リーグで活躍が目立つ選手を招集する方針を強調した。

 森保監督はこれまでロシアW杯メンバーのDF長友佑都(FC東京)、FW大迫勇也(神戸)、DF酒井宏樹(浦和)の招集回避を明言。カタールW杯に向けたコアメンバーであるGK権田修一(清水)、DF谷口彰悟(川崎F)、DF山根視来(川崎F)を筆頭にJ1で戦う中心選手を招集しつつ、そこにU23アジアカップを戦ったばかりのパリ世代U-21日本代表メンバーを組み込んでいく構えだ。

 もっとも、数字が評価に最も大きく直結するストライカーの選考は少々複雑になりそうだ。ここまでJ1得点ランキング首位の10ゴールを挙げているFW上田綺世は鹿島アントラーズからセルクル・ブルージュへの移籍が決まったため「招集できない」(森保監督)ことが決定。また同2位の8ゴールを記録しているFW町野修斗(湘南)も直近のリーグ戦で負傷交代しており、コンディションが不透明となった。

 こうした状況を受けて、森保監督は「ストライカーというだけでないが、非常に選考は難しくなるところはある」としたうえで「そのときに調子の良い選手を選びたい」と説明。「過去のチーム作りがあって、今があって、未来につなげていくという部分で、過去と今をつなぎ合わせてどうするのが良いのかを考え、これまで招集させてもらった選手も入れていきたい」と話した。

 現在のJ1得点ランキングを見ると、A代表未招集の選手では7ゴールのFW西村拓真(横浜FM)、6ゴールのパリ五輪世代FW細谷真大(柏)、2018年11月の活動で招集メンバー入りしながらも負傷辞退に終わったFW鈴木優磨(鹿島)が有力候補。また「これまで招集させてもらった選手」という点では、現在はJ1リーグの登録を待っている状況で、今夏ヨーロッパからJリーグに帰還したFW鈴木武蔵(G大阪)、FW北川航也(清水)もリストにあがってきそうだ。

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