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首位横浜FM、6連勝で独走態勢へ!! 2年ぶり声援戻った日産スで難敵広島を3発粉砕

ゲキサカ / 2022年7月6日 20時58分

DF小池裕太が加入後初ゴール

[7.6 J1第20節 横浜FM 3-0 広島 日産ス]

 J1リーグは6日、第20節を各地で行い、横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島を3-0で破った。サポーターの声が帰ってきた日産スタジアムで上位対決を制して6連勝を達成。2位の鹿島アントラーズが引き分けたため、2位との勝ち点差が5に開き、独走態勢に入った。

 この一戦はJリーグの声出し応援運営検証試合に指定され、日産スタジアムでは初の実施。コロナ禍に入る直前の2020年開幕戦以来2年4か月ぶりに声援が戻ってきた。観客入場を全体の50%とするのと引き換えに両チームのゴール裏には声出しエリアが設置。新たなチャントもお披露目された。

 試合前時点で勝ち点40で首位の横浜FMと、同33の4位で追いかける広島との上位対決。横浜FMは前節の清水戦(●3-5)から中3日で先発3人を入れ替え、DFエドゥアルド、DF小池裕太、MF山根陸が起用された。対する広島は前節の磐田戦(○3-0)と同じスターティングメンバーを並べた。[スタメン&布陣]

 序盤の主導権を握ったのは横浜FM。広島の守備ブロックの脇にボールを出し入れし、一方的に押し込んでいく。そして前半7分、右サイドを攻め上がったMF水沼宏太がクロスを送ると、広島DF荒木隼人のクリアがゴール方向へ。だが、かろうじて枠を外れ、広島はあわやオウンゴールというピンチを免れた。

 その後は広島がペースを取り戻し、主導権を奪取。前半12分、DF塩谷司からの縦パスを受けたMF満田誠がロングレンジから惜しいシュート。続く時間帯もMF森島司、満田が次々にチャンスを作り、前半23分には満田の左CKからMF東俊希が惜しくもサイドネットにそれるダイレクトシュートを放った。

 ところが前半32分、先制に成功したのは劣勢の横浜FMだった。中盤で前を向いたMF岩田智輝がMF松本泰志をかわし、近くで受けたFWエウベルが右サイドに展開すると、水沼がDF佐々木翔ををかわしてクロスを供給。ファーサイドで待っていた小池裕が頭で合わせ、ファーポスト脇に押し込んだ。小池裕は今季の加入後初ゴール。鹿島時代の2019年に挙げたJ初得点以来、3年ぶりの公式戦ゴールとなった。

 ビハインドとなった広島は前半33分、左サイドを攻め上がった東がクロスを送り、GK高丘陽平になんとか触れられるが、跳ね返りに反応したFWナッシム・ベン・カリファがヘディングシュート。だが、これは高丘にキャッチされた。同42分、横浜FMはショートカウンターからFWレオ・セアラがゴール前に切れ込むも、荒木との1対1から放ったシュートは右に外れた。

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