1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関西選手権]2人のライバルも、今までの自分も超えるための挑戦。大阪産業大DF湯本創也の勝負はまだまだこれから

ゲキサカ / 2022年7月8日 19時13分

「今は一人暮らしなので、自炊とか家事とか、今まで自分でやってきていないことを経験したことで、親に感謝しないとなという想いはありますね。高校までは『実家暮らしをしたいから』という理由で進路を選んできた感じでしたし、実家を出たくない派でしたから」。親のありがたみを実感したことも、大阪に来て良かったことの1つだそうだ。

 高校時代からの友人であり、ライバルの2人には、やっぱり負けたくない。「誠二のことが気になって、SNSはちょくちょく見ているんですけど、Jリーグでもコンスタントに試合に出て、代表に選ばれていましたし、哲平も全日本の大学選抜に選ばれて注目されているみたいで、僕自身も一緒にやっていた身としては負けていられないなという想いはあります」。

「実際に今はアイツら2人の方が確実に上のステージにいるわけですけど、僕は負けている状態なので、逆に『2人を食ってやろう』という気持ちでできるのは、やりやすいかなと思いますね。目指すべき場所がありますし、『アイツらに追い付きたい』『アイツらを追い抜きたい』という気持ちは常に持っています。僕ももっと頑張るので、アイツらにも頑張ってほしいですね」。

 何回か口から出た「ホンマ」というフレーズに、“関西化”を感じたため、本人にそのことを伝えると、意外な答えが返ってきた。「僕、ちょっと関西にいたことがあるんですよ。2歳から小学校の前半ぐらいまで兵庫にいたことがあるので、当時も“エセ関西弁”って言われていたんですけど、まだ今も全然“エセ関西弁”ですよね(笑)」。

 実は馴染みのあった関西で、サッカーも生活も充実していることは間違いない。ただ、それもすべては自分自身が掲げ続けている目標を達成するのに必要な時間。アイツらを超えるために。そして、自分を超えるために。湯本の勝負は、きっと、まだまだこれからだ。



(取材・文 土屋雅史)●第100回関西学生L特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください