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前橋育英MF徳永涼は2つの目標を追求。“相棒”の存在も力に、責任感持って「目の前のことに全力で取り組む」

ゲキサカ / 2022年7月13日 10時14分

前半、前橋育英高のU-18日本代表候補MF徳永涼主将が左足シュートを放つ

[7.10 高円宮杯プレミアリーグEAST第12節 前橋育英高 1-1 柏U-18 前橋育英高G]

 前橋育英高はプレミアリーグ中断前の最終戦で引き分け。勝ち切ることこそできなかったものの、後半アディショナルタイムに膝の手術から復活してきたMF堀川直人(3年)が劇的な同点ゴールを決め、連敗を2で止めた。

 U-18日本代表候補MF徳永涼主将(3年=柏レイソルU-15出身)は、「後半なんかあれだけチャンスあって決めきれないのがダメなので、この2週間で個人の課題に向き合う時間が必要かなと思います」と語った一方、「ここで3連敗で終わるのか、分けで終わるのかは全然違うと思う。前向きに自分たちが取り組むべきことが分かったので半歩成長ですね」と前向きに捉えていた。

 今冬、U-17日本高校選抜で徳永は“ピッチの監督”と言われるほどのゲームコントロールと存在感。そのボランチは、プレミアリーグ開幕からの3か月間でまた評価を高め、U-18日本代表候補に初選出された。

 この日、柏U-18相手に鋭いアプローチでのインターセプトや的確な配球、PAへの飛び出し。特に後半は中盤でゲームを支配し続けていた。徳永自身も成長していることを実感。それは謙虚に取り組み続けたからこそできている成長だ。

「自分でも感じるくらい成長しているなというのはあって、その中でも代表に選ばれているからとか、周りからちょっと違う目で見られるからといって謙虚さを忘れてはこの成長は全然止まってしまうことは監督からも言われることだし、自分でも思っていることなので、変にプレッシャーを感じず自分の成長だけを見てということは意識しています」

 前橋育英の選手としてプレーするのは残り半年。徳永は自身の成長、そしてチームを勝たせるリーダーになることを追求する考えだ。「(ミーティングなどを行う一方、)その中で個人の自主練だったり、チームのみんなに行動で示したり、自分がプレーで周りを引っ張っていけるような選手にならないといけないというのは感じていて、個人の成長のところとチームを勝たせるリーダーになることが目標ですね」。重視ししているのは目の前のことに全力で取り組む姿勢だ。

 0-2で敗れた横浜FMユース戦は、徳永がチームメートに強く言い過ぎた部分も。「まずは目の前のことに全力で取り組むということが大事。先週(チームメートと)ぶつかったけれど、乗り越えて一致団結して練習できた。コミュニケーションを取ることを面倒くさがらずにやっていきたい」。時にぶつかることもあるというが、ブレずにコミュニケーションを取り続けること。チームメートの意見に聞く耳を持って、自分も変えながらより良い方向へ向かおうとしている。

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