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U-16代表候補は第2試合で日体大柏に惜敗も、中学生MF山口豪太らが成長や強みを示す試合に

ゲキサカ / 2022年7月14日 20時23分

U-16日本代表候補の中学生MF山口豪太(FC LAVIDA)が強引にドリブル突破

[7.14 練習試合 U-16日本代表候補 2-3 日体大柏高 高円宮記念JFA夢フィールド]

 10月にヨルダンで開催されるAFC U17アジアカップ予選(FIFA U-17ワールドカップアジア1次予選)へ向けて準備を進めるU-16日本代表候補は千葉合宿最終日の14日、練習試合2試合を行った。第2試合は日体大柏高(千葉)と対戦。左SB藤井葉大(飯塚高)とFW木吹翔太(広島ユース)のゴールによって一時逆転したものの、2-3で競り負けている。

 第1試合終盤からの雨が強さを増して迎えた第2試合。U-16代表候補の先発は第1試合(対市立船橋高、3-0)後半途中から継続して出場のGKステイマンジョシュア草太郎(G大阪ユース)、右SB久松大燿(興國高)、CB土屋櫂大(川崎F U-18)、CB大場章太郎(鳥栖U-18)、ゲーム主将の左SB藤井、ダブルボランチが加藤嵩寅(横浜FCユース)と菅谷脩人(札幌U-18)、右SH山口豪太(FC LAVIDA)、左SH井上寛都(東京Vユース)、そして2日前の千葉U-18戦で直接FKを決めている山本吟侍(高川学園高)と木吹が2トップを組んだ。

 日体大柏は1、2年生のAチームメンバー。開始2分にMF片野拓久が早くも先制点を奪う。対するU-16代表候補は4分に藤井がミドルレンジから左足シュートを叩き込んで同点。13分にも左中間へ抜け出した木吹が並走するDFのチェックを強引に振り切り、最後は右足シュートをゴールへ流し込んだ。

 U-16代表候補は、「仕掛けて結構抜けて、シュートまで行けたのが自信になりました。疲れとかもあったので上手くさばきながら自分が行けると思った時は行っていました」という注目中学生MF山口が抜群の突破力を示し、また左足FKで相手ゴールを脅かす。

 その山口について、森山佳郎監督は「山口は守備の中間ポジションを最初に覚えたかなと。彼は自分のところを捨ててCBに掛けて(プレッシングの)スイッチになっていた。(求めている守備を)一番覚えて相手にも嫌なプレスの掛け方ができたかな」と評価。相手のパスコースを予測し、トラップ際を狙ってインターセプトに繋げて見せる。

 U-16代表候補は、守備能力光るSB藤井が激しい競り合いを制して一気に前進したほか、前半途中に投入されたMF三角乃英(ユトレヒトU-17)がポジショニング良く攻守でボールに絡む。「面白かったです。とても良いエクスペリエンス(経験)になったと思います」という三角が特長を発揮し、同じく交代出場の左SH小竹知恩(清水ユース)がパワーとスピードを活かして千葉U-18戦に続くゴールを狙う。結果へ貪欲なアタッカー陣は強気の仕掛けを連発。また、前半22分にGK山下将真(横浜FMユース)を投入したU-16代表候補は、連動したビルドアップ、崩しで前進してくる日体大柏を強度高い守備で食い止め、決定打を打たせない。

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