ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.2
ゲキサカ / 2022年7月22日 7時0分
ゲキサカでは7月24日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集! 「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第2回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材する川端暁彦氏による11人です。
川端氏「私が初めて日本クラブユース選手権(U-18)大会を観るためにJヴィレッジを訪れてからもうすぐ四半世紀が経過するようです。当時、素晴らしいプレーを見せていた選手たちは、Jリーグや日本代表での活躍した方もいれば、いま指導者や解説者として活躍されている方もいます。あの当時から“クラブユース”を取り巻く状況は確実に変わってきましたが、プレーする選手たちの志と秘めたる可能性に変わりはないでしょう。また新しいタレントとの出会いには別途期待しつつ、試合を観た中で『全国でもう一度観たい』と強く思った11人を選出しています。1チーム1名ずつ、学年のバランスもちょっと考えながら選ばせて頂きました」
以下、川端氏が注目する11名
GK上林大誠(モンテディオ山形ユース 2年)
今年になって初めてU-16日本代表へ入ってきた早生まれの2年生GKながら、瞬く間に代表チームにも定着。相手のプレッシングにも動じず的確にパスをさばく技術と胆力があり、左足から繰り出すロングキックの精度も高い。6月のインターナショナルドリームカップU-16ではビッグセーブも見せて優勝に貢献。
DF桒原陸人(ガンバ大阪ユース 3年)
G大阪ユースと言うと攻撃のイメージが強いかもしれないが、一期生だった元日本代表DF宮本恒靖氏を筆頭としてDFも多く輩出してきた歴史がある。その系譜に連なるのが、この闘将だ。クラブが付けたキャッチコピーは、『陣頭指揮のリズムワーカー』。既にトップデビュー済みのDFはタフに戦い、後ろからゲームを作る。
DF元木湊大(川崎フロンターレU-18 2年)
アクティブなサッカーでプレミアリーグEASTを席巻する今季の川崎F。中心となるのは昇格の決まった3選手なのは言うまでもないが、両SBの存在感も際立つ。1対1でボールを“狩れる”彼らの存在によって川崎Fのプレッシングスタイルが完成していると言っても過言ではない。特に左の元木の存在感は攻守で際立つ。
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