FW小池が決勝ヘッド!V候補・前橋育英が長崎総科大附を1-0で退け、2回戦進出!
ゲキサカ / 2022年7月25日 1時27分
[7.24 インターハイ1回戦 前橋育英高 1-0 長崎総合科学大附高 鳴門大塚]
令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技(徳島)1回戦が24日に行われ、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムの第2試合で優勝候補の一角、前橋育英高(群馬)と長崎総合科学大附高(長崎)が対戦。前橋育英が1-0で勝った。
今季初昇格したプレミアリーグで上位争いをする名門・前橋育英は、4-4-2システム。GK雨野颯真(2年)、右SB井上駿也真(3年)、CB齋藤駿(3年)、CB杉山陽太(3年)、左SB山内恭輔(3年)、ダブルボランチがU-18代表候補の徳永涼主将(3年)と青柳龍次郎(3年)、右SH山田皓生(3年)、左SH大久保帆人(3年)、2トップはU-17代表の小池直矢(3年)とU-17高校選抜候補の高足善(3年)がコンビを組んだ。
一方、長崎の強豪、長崎総科大附は県予選で10番を背負ったMF山下竣介(3年)ら主力を欠く陣容。5-4-1のGKが亀井一起(3年)で、副島裕生(3年)、瀬戸俊樹(3年)、長嶺空(3年)に右WB梅野佑汰(3年)、左WB平山零音(2年)を加えた5バック。中盤は京谷來夢(2年)、大屋麻尋(2年)のダブルボランチ。竹田天馬主将(3年)と尾島栞蓮(2年)が2シャドー、最前線に福島文輝(2年)が構えた。
長崎総科大附はDFライン中央の3人が前橋育英の強力2トップを監視。また、竹田をはじめ、寄せが速く、幾度か前橋育英のパスをインターセプトして見せる。ロングボールを尾島が収めて一気に前進するシーンもあった。
一方、ボールを支配する前橋育英は小池や山田がテクニックでDFを剥がして前進。距離感の近いパス交換でDFラインと入れ替わってゴールへ迫る。8分には左サイドからの折り返しを大久保が狙い、15分には右からゴール方向へドリブルした高足が決定的なラストパス。29分には中央突破した小池がドリブルシュートを放つ。
そして35+4分、ロングボールに小池が頭で競り勝ち、PA右の高足の足元へ。だが、長崎総科大附GK亀井が距離を詰めてストップする。攻める前橋育英、守る長崎総科大附の時間帯が続いたが、九州屈指の守護神・亀井を中心とした長崎総科大附の守りは崩れない。
長崎総科大附は後半も副島が侵入してきた相手選手を潰しきり、長嶺が相手のスルーパスをカットする。そして、前線の選手が球際で粘ってFKを獲得。2分に竹田のFKから尾島が頭で狙い、5分に投入されたMF甲斐智也(2年)が抜け出してクロスを上げるなど1点を目指した。
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