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初出場の生駒は奮戦及ばず。優勝候補のタレント集団・昌平が3ゴールを奪って貫録の初戦突破!

ゲキサカ / 2022年7月24日 18時31分

優勝候補の昌平高は3ゴールを奪って好発進!

[7.24 インターハイ1回戦 昌平高 3-0 生駒高 徳島スポーツビレッジピッチB]

 難しい初戦をきっちりと勝ち切るあたりに、今年のチームの勝負強さが滲む。この仲間たちと日本一になる。それは大半の選手たちが中学時代から掲げ続けている、最大にして最高の目標だ。

「初戦ということもあって硬く入ってしまって、前半で1点は獲れましたけど、内容的には全然良くなかったので、後半に切り替えてやろうというところで、しっかり点が獲れたことは良かったと思います」(昌平・津久井佳祐)。

 終わってみれば、優勝候補の貫禄勝ち。令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技(徳島)1回戦が24日に行われ、徳島スポーツビレッジピッチBの第1試合で大会屈指のタレント集団、昌平高(埼玉)と初出場の生駒高(奈良)が対戦。前半に1点を先制した昌平が、生駒のまとまりのある守備に苦しめられながらも、後半に2点を追加。3-0で勝利を収め、2回戦へと駒を進めている。

 いきなりの決定機は前半4分。昌平はMF土谷飛雅(2年)が右へ振り分け、MF篠田翼(3年)のシュートは生駒のGK谷悠真(3年)がファインセーブで弾き、ゴールに向かったボールはDF田中凌太(3年)が懸命にクリア。8分には生駒もMF岩崎尚太(3年)が枠内シュートを放つも、昌平GK上林真斗(3年)が丁寧にキャッチ。11分は再び昌平。篠田のドリブルシュートは、ここも谷がビッグセーブで凌ぐも、先制点はその直後。

 12分。右サイドからFC東京内定の注目MF荒井悠汰(3年)がCKを蹴り込むと、ゴール前で混戦に。その中でいち早くこぼれに反応したDF上原悠都(1年)がプッシュしたボールは、ゴールネットへと転がり込む。「たまたま自分の前に来て、チョンと触ったら入っちゃったみたいな感じでした。嬉しかったです」と笑った上原は、これが高校入学後の公式戦初ゴール。1年生サイドバックの一撃で、昌平が1点をリードする。

 ただ、「正直あまり良くなかったですね。ボールロストも多かったですし、『スリッピーなグラウンドになかなか順応しないな』と思いながら見ていました」と藤島崇之監督が話し、「自分たちのサッカーがなかなかできなかったです」とキャプテンのDF津久井佳祐(3年)も口にした通り、この先制点以降も昌平にゲームリズムが傾いたわけではない。

「繋いでいくスタイルはできたところもありました」とは生駒のキャプテンを務めるMF横路拓哉(3年)。DF大久保壬琴(3年)と田中のCBコンビ、横路とMF佐藤航(3年)のドイスボランチを軸に、少しずつボールを動かす回数も増加。フィニッシュには至らないものの、ゴールへの意欲も打ち出していく。前半はこれ以上スコアは動かず。1-0で最初の35分間は終了した。

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