6月以降複数得点のなかったFC東京U-18が4発大勝!仙台ユース下し、決勝T進出に大きく前進
ゲキサカ / 2022年7月25日 19時9分
[7.25 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会F組第2節 FC東京U-18 4-0 仙台ユース 大渡緑地]
25日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会グループステージ第2節の各試合が群馬県内各地で行われた。大渡緑地多目的広場では関東第4代表のFC東京U-18が、東北第1代表のベガルタ仙台ユースに4-0で勝利した。
前日の第1節でFC東京U-18はロアッソ熊本ユースと対戦し0-0で引き分けたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、熊本ユースが第2節以降の試合を辞退。FC東京U-18は第1節の試合結果が無効となり、この試合と28日の第3節ジュビロ磐田U-18戦にグループステージ突破をかけることとなった。一方の仙台ユースは第1節で磐田U-18と対戦し、MF小林亮太(3年)とMF小野獅道(3年)のゴールで2-1で勝利。引き分け以上で自力でのグループステージ突破を決められる状況だった。
前半立ち上がりは各年代別代表を多く擁するFC東京U-18が攻め立てる展開となる。仙台ユースもキャプテンDF阿部駿也(3年)と、MF登録だがセンターバックに入るMF高橋櫂(3年)を中心に粘り強い守りを見せる。そんな中で前半10分、FC東京U-18はMF伊藤ロミオ(2年)のCKからニアサイドにいたU-16日本代表MF永野修都(1年)がヘディングシュートを決めて先制する。
永野は「今、チームがあまり勝てていない状況で、どうしても先制点を取りたいと思っていました。良いボールが入ったので絶対決めてやるという気持ちで飛び込みました」と得意のヘディングでゴールを決め、「点が取れてシンプルにすごく嬉しかったです」と普段あまりやらないというゴールセレブレーションで喜びを爆発させた。
さらにFC東京U-18は前半27分、U-19日本代表FW熊田直紀(3年)が阿部にペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。熊田が落ち着いて決めて2点目が入る。さらに同33分にはまたも伊藤のCKから、今度はフリーでファーサイドにいたMF渡邊翼(2年)が「CKで何本か良いボールが入っていたので決めたいなと思っていたら、マークがいなかった。手を広げて(伊藤)ロミオに気づくようにしたらファーに良いボールが来たので、決めるだけでした」と右足を振り抜きゴール。全てセットプレーによる得点でFC東京U-18が前半で試合の流れを決めた。
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