1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

広島ルーキーMF満田誠、A代表デビュー戦で感じた課題「これからも選ばれ続けるために…」

ゲキサカ / 2022年7月27日 6時30分

MF満田誠(広島)

 EAFF E-1選手権の中国戦(△0-0)で日本代表デビューを飾ったMF満田誠(広島)が26日、報道陣のオンライン取材に応じ、自身の課題を語った。「自分のプレーに納得もしていないし、悔しかったけど、それが自分の今の実力」。広島でプレーしている3-4-2-1のシャドーではなく、4-2-3-1のウイングだったことも試練となったが、「与えられたポジションで自分の力を発揮できるかが大事」と自身に矢印を向けた。

 流通経済大から今季広島に加入した満田は今回、アンダー世代も通じての代表初招集。初戦の香港戦(○6-0)では合流直後だったこともあり、出番はなかったが、中国戦の後半24分から右ウイングのポジションに送り出された。

「今までテレビで見ていた光景を自分が実際にピッチに立って経験することができて、実感がわいてきたというか、やっとそのピッチに立つことができたんだなと感じた」。そんな満田に対し、森保一監督からの指令はシンプル。0-0のまま時間が進んでいた中、勝ち越しゴールに向けて「思い切ってプレーして、シュートで攻撃を終わらせてこい」というものだった。

 中国戦前のトレーニングでも見せていたように、今季J1で5ゴール5アシストを記録している満田の武器はフィニッシュの質。「意識しているのは常にミートを強くできるようにということ。あと蹴り方や置き所で自分のいいところを探して、強いシュートを左右に打ち分けることを意識している」。そうした能力を見定められての指示だったと思われる。

 そうした言葉を受け、投入直後からギラギラとした雰囲気を漂わせ、次々とボールに食らいついていった満田。しかし、最後までゴールを破れそうなチャンスをつくることさえできなかった。「相手ディフェンスもゴール前を固めていて、シュートを打つことができなかったのでそこは自分自身の課題」。そう振り返った23歳は普段のチームとは違うポジションでの起用となったことも言い訳にしようとはしなかった。

「普段やっているポジションとは異なるポジション、フォーメーションなので難しさはあるけど、ポジションやフォーメーションが変わってもできる選手はできると思う。もっとサイドバックの選手とコミュニケーションを取って連係したり、FWの選手が動いたスペースに走り込むことができれば、自分にもチャンスがあったり、いい形でゴールに向かうことができたと思う。それに試合後に気づいたので試合中に気づければもっといいプレーが出せた」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください