1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

前澤2ゴールの大宮U18が決勝Tへ逆転進出!京都U-18は熊谷3戦連発弾も1点及ばず涙

ゲキサカ / 2022年7月27日 20時21分

前澤拓城が2ゴールを決めて決勝トーナメントに導いた

[7.27 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会D組第3節 大宮U18 2-1 京都U-18 大渡緑地]

 27日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会グループステージ第3節の各試合が群馬県内各地で行われた。大渡緑地多目的広場では関東第1代表の大宮アルディージャU18が、関西第3代表の京都サンガF.C.U-18を2-1で下し、逆転で決勝トーナメント進出を決めた。

 大宮U18は第1節でレノファ山口FC U-18に0-2で敗れたが、第2節のアルビレックス新潟U-18戦では試合終了間際のFW高橋輝(3年)のゴールで1-0で勝利。勝てばノックアウトステージ進出決定で、引き分けだと山口U-18対新潟U-18の結果次第という状況だった。

 一方京都U-18は第1節の新潟U-18戦はDF飯田陸斗(2年)、FW熊谷空大(2年)のゴールで2-0と勝利。第2節の山口U-18戦は熊谷とMF喜多壱也(2年)のゴールで2-2と引き分け。よって引き分け以上でノックアウトステージ進出で、負けた場合は山口U-18対新潟U-18の結果次第という状況だった。

 立ち上がりペースを握ったのは、勝たなければいけない大宮U18の方だった。前半4分、大宮U18の高橋がドリブルで左サイドを突進、相手と交錯しながらもFW前澤拓城(3年)にパスを出す。「輝がドリブルで突っかけてきてこぼれたボールを何も意識しないで打ちました」と無心で右足を振り抜いたシュートがゴールに突き刺さり、大宮U18が先制した。

 さらに前半22分に思いもよらぬ形で大宮U18に追加点が生まれた。京都U-18のDF斎藤大雅(3年)がDFラインでボールを持っていたところで、相手のミスを突いて前澤がボールを奪う。「GKの位置をずっと見ていたら高かったので、ゴールも見ないで打ったら、GKの位置がすごくずれていて、入って良かったです」と前澤が振り返った通り、GK三反畑篤樹(2年)はゴール左寄りの高い位置にいて前澤のシュートに触ることができず、ボールはゴール右隅へと転がっていった。ラッキーな形で2点差として、前半は大宮U18ペースで2-0のまま終えた。

 後半開始と同時に京都U-18は2人選手交代。途中出場で2戦連発ゴールを決めている熊谷をピッチに送り込む。前半とうって変わって、今度は京都U-18が攻勢となり、トップ2種登録のFW小山真生(3年)が積極的にシュートを放つなど、決定機をつくり出す。しかし大宮U18はU-18日本代表候補のキャプテンDF小澤晴樹(3年)とU-17日本代表DF市原吏音(2年)がよく声を出しながら、相手の攻撃を冷静にはね返し続けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください