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日本vs韓国 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年7月28日 1時24分

―どんなゲームプランだったか。
「ゴールを奪う、ゴールを守るというサッカーの原理原則の中、ボールを奪い合うところから魂を込めて戦っていこうと。韓国も攻撃的なチームだが、デュエル、球際で勝ってカウンター攻撃を仕掛ける、サイドから攻撃を仕掛けるところで、序盤から相手を上回って戦うことができていたと思う。ただ、前半に関しては相手ももちろんフレッシュだし、速いテンポで試合をしている中、奪ったボールをロストしたり、このパスが通ればビッグチャンスを作れるという最後のところの甘さがあった。ボールロストがあってチャンスを作れなかったところもあったが、絵は合っていたし、粘り強くやってくれたことで、いい形で揺さぶりながらクロスからの得点につながった。セットプレーに至るまで主導権を握っていたし、3点目はこの活動の中でコンビネーションで崩していく練習をやってきて、ミーティングでも絵を合わせてきたところをピッチ上で表現してくれた。やり続けたことで最後に相手を上回ることができた」

―W杯メンバーの候補に入ってくる選手はいたか。
「W杯のメンバーとして候補に入る選手は何人もいた。メンバーに選ぶかどうかはこれから視察を重ねて、これまでの活動も踏まえ、選手の情報をさらに集めて決めていきたい。メンバー選考と話は違うが、できれば全勝優勝したかったが、優勝が目標の中、すべての選手を使って優勝できればと思っていた。全選手を先発で使うことはできなかったが、出場時間に差はあっても、このE-1という国際大会で国際経験を積んで成長することに結果をつかみ取りながらチャレンジしていきたいと思っていた。みんながアピールする時間があってよかったと思う」

―藤田譲瑠チマがW杯メンバーに入るには何が足りないか。
「よく動いて、よくボールに絡んで、素晴らしい選手だし、守備に関してもボールアタックに行ける。アグレッシブなプレーをしてくれる選手だと思うが、すべての部分でまだまだ上げてもらって、もっとよりいい選手に成長してもらいたいと思う。守備ではアプロ―チは素晴らしい守備をしているので、奪い切る、相手を止める力を付けること。攻撃ではボールに絡む回数が多くて素晴らしいので、展開力、より効果的にボールを動かせる中継役として成長してほしい」

―3試合それぞれ同じクラブの選手を多く起用した。
「結果的にクラブの力をお借りしたところは間違いなくあったと思う。しかしながら選考に関してはJ1の18チームをフラットに見て、視察する中で選手を絞っていき、スタッフでミーティングを重ねた結果、今回集まった選手が日本代表としてE-1を戦うメンバーになった。各クラブの人数であったり、日程であったりを踏まえて、一戦一戦戦う中で第1戦と第3戦はマリノスの選手が中心となり、2戦目は広島の選手が多く出た。マリノスはJリーグで首位を走っているチームで、結果を出しているチーム、良い選手がたくさんいるチームから代表として選手が選ばれるのはある意味自然かなと思う。以前のブラジルW杯でドイツが優勝したとき、ほとんどバイエルンの選手が選ばれていて、普段やっていることが代表にも生きるということがあったが、将来的に日本でもあっていいと思う」

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